
- 客室乗務員が"乗客にもっと積極的にやってもらいたいこと"をBusiness Insiderに語った。
- 乗客に対し、トイレに携帯電話を持ち込まないよう呼びかけている。
- また、機内安全デモンストレーションにも注意を払うようアドバイスしている。
飛行機での移動には、ストレスを感じることもあるだろう。自分の周りの人間のことを忘れてしまうこともあるかもしれない… 客室乗務員を含めて。
しかし、客室乗務員はわたしたちのフライトをより快適なものにしつつ、乗客全員の安全を確保するためにそこにいることを忘れてはいけない。
全ての人にとってできるだけ良いフライトになるよう、客室乗務員が乗客にもっと積極的にやってもらいたいと考えていることを紹介しよう。
何か掛けるもの、羽織るものを持ってきて

イメージだけではない。飛行機の中が寒いのには、いくつか理由がある。
なので、アメリカのある航空会社の客室乗務員であるモンセラット・アンドゥハル=ギアコマンさんは、乗客には常にセーターやパーカー、ブランケットを機内に持ち込むようアドバイスしているとBusiness Insiderに語った。
乗り継ぎは時間に余裕を持って

移動時間を短くするために、できるだけ乗り継ぎまでの時間が短いフライトを予約したくなるかもしれないが、アメリカのある航空会社の客室乗務員を務めるローレライ・マカリーさんは、それは"最善の選択"ではないかもしれないと話している。
「天候や機械的な問題による遅延、その他の諸事情でスムーズな運航が狂ってしまうこともあるのです」とマカリーさんは言う。
「それは誰にもコントロールできません」
マカリーさんからのアドバイスはこうだ。乗り継ぎに失敗しないよう、時間に余裕を持とう。
航空券を購入する前に、利用規約をきちんと読もう

航空券を予約する前によく調べておくのがベストだとマカリーさんはBusiness Insiderに語った。特別なサポートなどを必要とする場合はなおさらだ。
「例えば、大家族で旅行する場合は座席指定が保証されている航空券を購入してください。そうすれば、座席が離れてしまうこともありません」とマカリーさんは続けた。
客室乗務員も他の人と同じように安全規則に従わなければならない… 乱気流で着席の指示が出ている時は我慢して

確かに客室乗務員は快適なフライトを提供するためにいる。ただ、彼らの一番の仕事は"安全の確保"で、ルールを守らなければならない。
「乱気流などわたしたちも着席していなければならない時は、わたしたち自身、乗客、そして航空機の安全を維持するためにサービスを中止しなければならないことをご承知おきください」とマカリーさんはBusiness Insiderに語った。
「わたしたちはお客様をサポートするのが大好きですが、安全でなければできません」
おやつや飲み物は自分で用意しておいて(何らかの制約がある場合は特に)

自分用の食べ物や水を機内に持ち込むことで、より快適に過ごすことができるとマカリーさんは言う。
水は特に重要だ。高所では脱水症状を引き起こす可能性もあるし、自分が望むほどすぐには"お代わり"ができないこともあるからだ。
おやつも重要だとマカリーさんは話している。何らかの食事制限がある場合はなおさらだ。
「自分のニーズに合った食べ物を持ち込めば、機内で自分に合ったものが手に入らないという問題は起きません」
安全デモンストレーションに注意を払って

これは何度も耳にしたことがあるかもしれないが… 離陸前の安全デモンストレーションに注意を払うことは大事だ。
「繰り返しになりますが、客室乗務員は安全のためにいます」とマカリーさんは語った。
「安全デモンストレーションは5分もかかりませんし、緊急時に役立ちます」
客室乗務員が来た時は、ヘッドフォンを外して

客室乗務員が話している時は、ヘッドホンを外して敬意を示すべきだとマカリーさんはBusiness Insiderに語った。
客室乗務員に「ありがとう」と伝えるのは大いに効果がある

アメリカのある航空会社で働く客室乗務員のローリー・メータージーンさんは、乗客に無視されるのは気持ちの良いものではないとBusiness Insiderに語った。
「パイロットの仕事と同じくらい、わたしの仕事も重要だと乗客が認識してくれたらいいのですが… 」
「客室乗務員は航空機全体の安全に責任を負っています。突き詰めれば、わたしたちは緊急事態が発生した時のためにいるのです。医療的な問題であれ、セキュリティ上の問題であれ、あるいは飛行機に何か問題があって、飛行機を避難させて全員を安全に降ろさなければならない場合であれ、それは変わりません」
覚えておくべきことは何か? 飛行機を降りる時は、客室乗務員に感謝の気持ちを伝えよう。
飛行機に乗る時は、係員に挨拶を

飛行機に乗る時も、客室乗務員に挨拶をしよう。
「乗ってくる人に挨拶をしても、無反応だと気になります」とメータージーンさんは話している。
真面目な話、通路はあけておいて

飛行機の通路は客室乗務員のオフィススペースだと乗客には考えてもらいたいと、アンドゥハル=ギアコマンさんはBusiness Insiderに語った。
「誰かが自分のオフィスに入って来て、靴を脱いで、それを自分がつまずくかもしれないような場所に放っておくなんて夢にも思いません」
客室乗務員への礼儀として、飲み物のサービス中だけでなく、フライト中は自分の荷物やひざ、ひじが邪魔にならないよう最善を尽くすこと。
機内持ち込みや携行品の規則は守る

規則に従うことで搭乗手続きがスムーズになるし、同乗者も助かるとアンドゥハル=ギアコマンさんは言う。
「これを守らないと、他の乗客が自分の手荷物を持ち込めなくなってしまいます。個人の所有物に関しては、心遣いと礼儀正しさがものを言うのです」
トイレに行く時は携帯電話を置いていって

トイレを利用する際は、他の乗客にも配慮し、できるだけ素早く済ませるようにしよう。トイレに携帯電話を持ち込まないのもひとつの方法だ。
「トイレに携帯電話を持ち込むこと自体、気持ちの良いものではありませんが、ファーストクラスのトイレを除けば、737型機には170人の乗客に対し、トイレは2つしかありません」とアンドゥハル=ギアコマンさんは語った。
「列は長くなりますし、乱気流もあります」
ギャレーには近づかないこと

確かにギャレーは座席から解放されるような広々とした良い場所だ。だからといって、"逃避先"にすべきではないとアンドゥハル=ギアコマンさんは言う。
「和やかだったり、親切だからといって、ギャレーに座ってくつろいでくださいということではありません。特に長時間のフライトでは、自分の席に戻りたくないという気持ちはよく分かります。でも、わたしたちは自分たちのスペースとプライバシーも大切にしています」














