なぜ女性だから、というだけで、自分の年齢を意識しなければならないんだろうか。何歳までに結婚して、出産して…。誰が決めた訳でもないのに、「期限」の呪縛から逃れられないのは、なぜだろう。
SK-IIが行った「女性の生き方に関する意識調査」では、20、40、50歳といった節目に比べ、「30歳」が最も迎えるのが不安な年齢という結果になった(首都圏の10~50代の女性1400人が調査対象)。最近世界中で議論を呼んでいるSK-IIの社会派キャンペーンの最新動画「期限なんてない」では中国、韓国、日本の3人の主人公が年齢のプレッシャーを受け、葛藤する姿を描く。
手首に刻まれているのは「生年月日」と「30歳の誕生日」、つまり30歳で期限が切れるという意味。文化ごとに悩みは異なるものの、年齢に対するプレッシャーは国を超えて共通する。
SK-IIは「運命を、変えよう (#changedestiny)」というブランドテーマのもと、「すべての女性は自分の意志で、運命を切り拓き生きることができる」と信じ、それを応援したいと考えている。動画「期限なんてない」では、日本、そしてアジアや世界各国の女性が「年齢」に縛られること無く、プレッシャーから解き放たれ、自分らしく輝き人生を歩んで欲しいという願いを込めている。
現在、このキャンペーンについては多くの賛否両方の声が寄せられている。非難するコメントの多くは「子どもが欲しいのであれば、女性は生物学的な期限がある」というもの。しかし、私たちが伝えたいのは、自分が好きな人生を歩む上で大事なことは、「運命を変える力は、あなた自身の中にある。誰かに決められた期限なんてない」ということなのだ。
日本の20代の女性たちは、どのぐらい「期限」を意識しているのだろうか。意識しているとしたら、それはなぜなんだろうか。Business Insider Japanが20代の女性80人に聞いてみたら、切実な本音が見えてきた。
「期限など意識しない」と答えた人は本当に少数派だった。Business Insider Japan編集部の想像以上に、若い女性たちは「期限」を意識し、「期限」に苦しんでいた。どうしたら、「期限」の呪縛から自由になれるのだろうか。「期限」を意識することでより過剰な不安に苦しんでいるのだから、まずは「期限」を意識しない。その呪縛から解かれることは、自分がラクに生きるために必要なのだ。
#CHANGEDESTINY(運命を、変える)のスローガンの元、SK-IIは過去にも中国から始まり世界で議論を呼んだ「婚活マーケットを乗っ取ろう」や、「もう一度夢を見る」「自分のDNAの限界を超えて運命を変える-倉永美沙」などさまざまなキャンペーンを行なっている。これからもSK-IIの女性を取り巻く社会問題への取り組みに期待を寄せたい。
Video/Background image:[SK-II]
Text:編集部