読むべきか読まざるべきか、それが問題だ —— Business Insider Japan編集部員がお薦めしたい本【後編】

読書する女性

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書店の棚の前に立って、そう自問したことがない人はいない。

表紙から聞こえてくる、魅惑の呼び声。耳を塞いで我慢するのか、あるいは誘われるままに表現の海に漕ぎ出し、我を忘れて沈没するのか?

だがそう問うた瞬間に、あなたは実はもう読み始めている。その本について下調べをしたり、アマゾンレビューをのぞいてみたり。あるいは前回に引き続き、Business Insider Japan編集部員が「オススメしたい」と選んだ本を紹介するこの記事を、チェックしてみるのはどうだろう?

唾が湧きます、脳がしびれます

柚木麻子『BUTTER』(東京:新潮社、2017年)

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柚木麻子『BUTTER』(東京:新潮社、2017年)

これまで『ランチのアッコちゃん』『3時のアッコちゃん』など、働いている女性たちの孤独を書きながらも、どこか爽快だった柚木作品とは一転、読み進めながら苦しくてたまらない。それでいて読むのをやめられない。一気読み必至の一作。

美しくもないのに男から次々金を巻き上げた3件の殺人事件の容疑者(明らかに「毒婦」と言われた木嶋佳苗がモチーフ)に独占インタビューを果たす主人公の女性記者。拘置所で容疑者と対峙する緊張感、いつの間にか自身がインタビューしているかのような錯覚に陥る。

異常に自己愛が肥大した容疑者と向き合っていると、主人公だけでなく、自分が絡め取られそうになる。そんな体験、現実でもあったような……。

そして小説を通じて出てくる唾が湧いてくるような食の描写。食という根源的な欲望で人間を支配していこうとする容疑者。

読み終えた後、とにかく脳がしばらく痺れます。

(浜田敬子/編集長/ 働きすぎで最近すっかり大好きな本とは縁遠い日々 )

これぞノンフィクション、これぞジャーナリストの仕事

大西康之『東芝 原子力敗戦』(東京:文藝春秋、2017年)

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森健『小倉昌男 祈りと経営』(東京:小学館、2016年)

中原一歩『私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝』 (東京:文藝春秋、2017年)

大西康之『東芝 原子力敗戦』(東京:文藝春秋、2017年)

これぞノンフィクション、これぞジャーナリストの仕事という3冊。

森さんも中原さんもアエラ時代からガッツリ組んで仕事をしてきた“同志”のような存在だが、2人に共通するのはとにかく人に対する目線が低くて優しいこと。

名経営者として知られる小倉昌男氏は旧運輸省と闘った「宅急便の父」のイメージが強いが、実は彼がずっと大きな家族の悩みを抱えていたということが明かされる。ある企業幹部はこの本を読んで、「こうした家族の事情を抱えているのは経営上マイナス」と言い切ったが、そうだろうか。人としての「弱さ」を抱え、知っているからこそ、顧客や従業員に寄り添った経営ができたのではないだろうか。

森さんも中原さんも一人一人、関係者を訪ね歩き、証言を集めていく。2人の取材に関係者が躊躇しながらも口を開くのは、人間のどんな部分も「肯定したい」という思いが伝ってくるからだと思う。

料理研究家の小林カツ代はもともと大阪のお嬢さんとして生まれ育った。抜群の舌とバイタリティーで専業主婦を経て、働く女性に生まれ変わっていく様子は、こちらの心にも火をつける。誰もが作れる家庭料理を。女性が働きながらでも作れるレシピを。これは1人の働く女性を通した「戦後史」である。

そして最後の東芝をめぐる1冊。なぜ19万人もの巨大企業が呆気なく崩壊したのか。大西さんは取材で東芝社内を行き交ったメールを入手し、事実にジリジリ迫っていく。そこからは数人の「保身」「野心」「無責任」が巨大企業を食い物にした様子が生々しく伝わってくる。人間はこうも愚かになれるものなのか。その中心人物は今も政権中枢にいることも明かしている。

(浜田敬子/編集長/ 働きすぎで最近すっかり大好きな本とは縁遠い日々)

あなたの「バッタ」はどこに?

前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』(東京:光文社、2017年)

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前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』(東京:光文社、2017年)

「私に許されたモーリタニア滞在期間は2年間。この間に得られるであろう成果に、昆虫学者への道、すなわち就職を賭けていた。ところが、なんということでしょう。60年に一度のレベルの大干ばつが、どストライクで起こり、モーリタニア全土からバッタが消えてしまった」(本文より)

バッタに触り続けたせいで、バッタアレルギーになったポスドクの筆者。アフリカの広い大地でドライバーのティジャニを相棒に、次から次へと起こるトラブルに立ち向かう様子が、ユーモアたっぷりに描かれる。

落ち込むことはあっても、何事にも“面白がる気持ち”を忘れずに挑戦し続ける筆者の姿は本当に清々しい。途中で浮気をしたり、ハリネズミを飼ったり、ノミやサソリに攻撃されたり……本当に大忙しだけれど。

唯一の難点は、真顔では読めないこと。一度と言わず、絶対に笑ってしまうので、この本を読むときは周りに注意して。

(山口佳美/編集・記者/時々、本屋さんに行ってジャケ買いします。中身はのぞくけど)

呪い! ジャングル! 古代遺跡!

ダグラス・プレストン『猿神のロストシティ』鍛原多惠子訳(東京:NHK出版、2017年)

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ダグラス・プレストン『猿神のロストシティ』鍛原多惠子訳(東京:NHK出版、2017年)

その昔、「川口浩探検隊」というテレビ番組があった。世界各地で大蛇やら猿人やらを追いかける。確信犯で嘘ばっかりのヤラセをやっていた、古き良き1970〜1980年代の番組だが、騙されやすいガキンチョだった筆者や同級生たちは熱を出しそうなほど大興奮だった。

同じ種類の興奮を味わえるのが本書だが、こちらはガチ。舞台は、世界一殺人事件が多いと言われる中米ホンジュラス。麻薬カルテルの拠点がある地域で、ジャングルの奥地に実在したとされる「猿神王国」を目指す。先住民の間では禁断の地とされ、20世紀初めには遺跡を見たと言う男が「悪魔に殺された」との逸話も残る。

調査隊のメンバーは、元特殊部隊員、考古学者、映像制作者、ライターと一癖も二癖もありそうな人物ばかり。ジャングルでは、ジャガーや毒蛇、そして最近話題のヒアリも襲い掛かってくる。古代都市を探す過程では、元麻薬密売人が暗躍する。発見の鍵となるのは、最新鋭の3Dマッピング技術だ。

また熱が出そう。だれか映画化しませんか。

(小島寛明/記者/昨日からものすごく中南米に行きたい)

必然なのか、避けられるのか

前間孝則『悲劇の発動機「誉」』(東京:草思社、2015年)

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前間孝則『悲劇の発動機「誉」』(東京:草思社、2015年)

SUBARUが好調だ。同社の特長といえば、アイサイト、4輪駆動、水平対向エンジン。そして中島飛行機という航空機メーカーを源流とすることは、スバリストには愚問。

水平対向エンジンは中島飛行機時代、当時主流だった星型エンジン(シリンダーを放射状に配置したエンジン)のシリンダーのうち、水平方向の2本の調子が特に良いことに気づいていたエンジニアのアイデアから生まれたと言われるが、これは都市伝説のようだ。

同社は「隼」「疾風」「月光」など、優れた航空機を開発する一方、エンジンのみの供給も行った。零式艦上戦闘機、いわゆる「ゼロ戦」には同社の栄エンジンが搭載された。ちなみにゼロ戦のライセンス生産も行い、設計した三菱重工業を上回る数を製造している。

「誉」は、1917年から1945年まで、わずか28年しか存在しなかった同社にとって、最後のエンジンとなった。設計したのは東京帝国大学を出たばかりの中川良一。後発だが急成長を遂げていた中島飛行機は、若い才能を重用していた。

若く、才能あふれるがゆえの思い切ったチャレンジ、技術的な飛躍、それが高性能を実現していく。だが一方で、製造に手間がかかり、メンテナンスも難しい。ガソリンやオイルも高性能なものを必要とする。IT風に表現するなら、高性能だが可用性、冗長性が低く、現場からは「使えない」という評判が集まる。

今も昔も、大規模なプロジェクトが抱える問題は変わらないのか。それとも技術の進展に欠かせないことなのか。あるいは日本人の特性なのか。夏休み、「紫電改」のプラモデルでも作りながら、考えてみる。

(増田隆幸/翻訳編集/最近の車の強面フェイスが苦手)

静かな語り口、だけどドラマチック

中川毅『人類と気候の10万年史』(東京:講談社、2017年)

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中川毅『人類と気候の10万年史』(東京:講談社、2017年)

最近、よく「♫心やさしい~、ラララ、科学の子~♫」というフレーズが頭に浮かぶ。ミレニアル世代から程遠いアラフィフ“科学の子”の強い味方が「ブルーバックス」だ。高校で、いや中学で数学に挫折したものの、いまでも本屋でブルーバックスの背表紙を眺めるとワクワクする。

本書は福井県の水月湖という奇跡の湖の底をボーリングして、堆積物から7万年の記録が刻まれた「年縞」を確定し、何万年も前の気候変動を「1年刻み」で探っていく話。そして水月湖の年縞は世界中の研究者から、極めて正確な「世界標準のものさし」として認められた。

と、まとめてしまうと素っ気ないが、水月湖の存在そのもの、極めて正確な年縞の確定に成功しながらもボーリング試料のわずかな欠損のために「世界標準のものさし」に認められなかった前任者の成果、「ものさし」を使って過去の気象を探るには花粉化石の研究が不可欠なのだが、日本に地道に、だが連綿と続いていた花粉研究、そして試料の欠損を補うボーリング方法の模索などなど、大きな成果は、数多くの、さまざまなピースが奇跡のように積み重なり、つながって初めて達成されることを改めて教えてくれる。

プロジェクトXというより、大河ドラマです。

追記:気候の話を紹介すると、現代は「例外的に」安定的な時代。我々は極めて幸運な時代を生きている。そして過去の厳しい気候変動期を乗り切った人類の知恵には唸らされる。人類は農業革命、産業革命、IT革命とテクノロジーを発展させてきたが、それは「環境への適応」の結果であって、「進化」と呼ぶべきではないかもしれない。

(増田隆幸/翻訳編集/関数でつまづきました)

46億年の過去に学ぶ

田近英一『地球環境46億年の大変動史』(京都:化学同人、2009年)

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田近英一『地球環境46億年の大変動史』(京都:化学同人、2009年)

「人類は炭素循環に介入して自然の状態を大幅に変えようとしているのである。その意味において、いま私たちが行っていることは、まさに地球を相手にした壮大な『実験』なのである」(本文より)

地球温暖化の原因の一つが人類の二酸化炭素の排出であるという説は、今やまぎれのない事実だ。現在の研究ではその将来的な影響を完全に予測するには至っていないが、「実験」を行うリスクはあまりに大きいと著者は説く。

私たちが過去の過ちを学び未来を考えるため人類の歴史を学ぶように、地球で生き抜くためには地球の歴史に学ぶ必要がある。地球はどうやって形成され、大気や海洋はどんな変化を遂げたのか。生命はどのような環境で誕生し、恐竜はなぜ絶滅したのか。本当に地球は温暖化しているのか —— 。近年の研究成果を紹介しながら過去46億年を200ページで振り返る本書は、現在の地球が置かれている状況を知り、未来を考えるきっかけを与えてくれる。

(石沢成美/インターン/大学で地球科学を専攻)

自分を探して1年旅をする

Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything

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Elizabeth Gilbert. Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything. 2007.

「いつか人生を振り返ったときに今は深い悲しみの時間にいることがわ分かる。今この瞬間はとても悲しくて、心が折れていても、このときに自分の人生は変わっていたということがいつか分かるようになる。(Someday you're gonna look back on this moment of your life as such a sweet time of grieving. You'll see that you were in mourning and your heart was broken, but your life was changing.)」(本文より)

作家エリザベス・ギルバートの自伝小説。私たちは何歳になっても、「今の自分のままでいいのか、どうすれば幸せになれるのか」と悩むことがあると思います。

筆者は人生のどん底にいたところから1年かけてイタリア、インド、バリ島へ旅に出ることで自分を見つめ、新しい自分に出会います。恋愛、人生、スピリチュアル、旅の名言がたくさん含まれているので、いつ読んでもインスパイアされます。

何かに悩んでいるときこの本を読んで、彼女と一緒に旅をすれば自分の心の迷子も解消できるかもしれません。

(野中利紗/インターン/旅行大好き)

「ありますよ、そういうこと」って言ってほしい

本谷有希子『自分を好きになる方法』(東京:講談社、2013年)

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本谷有希子『自分を好きになる方法』(東京:講談社、2013年)

「いつのまに、こんなところまで来てたんだろうって顔を上げてびっくりしない? ほんの少し、こっちの景色はどうだろうって興味を持っただけなのにって」(本文より)

これは人生指南書ではない。リンデという女性の一生から、おそらく転機となった6つの時点を切り出し、それぞれの1日を緻密に描く小説だ。

どれも普通の1日。なのに、読んでいるといつの間にか「あ、もう二度と元に戻れないかもしれない」という予感がする。

そんなどこにでもある特異な「いま・ここ」を、徹底的なリアリズムで描き出す。いつも他人に期待せずにはいられないリンデの姿を、緻密に写し取る筆致。作者の残酷なほど人間愛にあふれた観察眼を借りて、一つの生そのものを深く見つめることができる。第27回三島由紀夫賞受賞作。作者は後に『異類婚姻譚』(2016年)で第154回芥川賞に輝いた。

「自分を好きになる方法」はどこにあるのか。求めずにいられないのは、なぜか。答えは、この小説を読むあなた自身の中に。

(原口昇平/翻訳編集/動物園ではカバを見ます)

息苦しかったあの夏に、よつばがいてくれた

あづまきよひこ『よつばと!』(東京:KADOKAWA、2003年)

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あづまきよひこ『よつばと!』(東京:KADOKAWA、2003年)

10年前の夏休み、溶け出すような暑さの中で、私は部活に行きたくなくて、寝っ転がってずうっとマンガを読んで過ごしていた。やりたいことはなくて、セミも学校のルールも何もかもうるさかった。よつばは、そんなイライラを笑い飛ばすような明るさで、「あそぼ」と私に言ってくれた。

4年前の夏休み、私はドイツ・ハンブルクにある漫画の出版社で働いていた。ドイツ語も英語もできなくて、自分が何になれるのかも分からなかった。そんな時、もう一度よつばに出会った。

「きょうはなにしてあそぶ?」

いつも失敗ばかりしている泥んこのよつばは、あの時と同じ笑顔で私に聞いた。

今年の夏も、いろいろなことがうまくいかなくて、悩んでいる。そんなとき私は、この本を読む。きっとそれは、世界は意外とシンプルなんだよって教えてもらうために。見方を変えさえすれば、こんなに1日は楽しいんだよって知るために。自分の中にいる、よつばと出会うために。

(西山里緒/記者/川沿いでクラフトビール飲みたすぎる症候群)

成長するのは主人公だけではありません

一色まこと『ピアノの森』(1)講談社漫画文庫版(東京:講談社、2016年)

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一色まこと『ピアノの森』(1)(東京:講談社、2005年)

回転寿司、コンビニ、アニメ。これは私が選んだ「世界に誇れる日本の3システム」です。共通点は、日本人の勤勉性によって、高品質の商品を極限まで効率性を高めて提供していること。

さて、アニメ。私は昨年まで6年以上海外暮らしでした。ピカチュウを落書きしていると、チェコ人から「ポケモン」と指さされ、一休さんを描くと中国人が集まって来る。コンゴ人は私が日本人と知ると、「かめはめ波~」と攻撃してきました。一昨年訪れたアルゼンチンのおもちゃ屋ではアラレちゃんフィギュアを発見。

この世界中に知られるアニメの源泉となっているのが、連載漫画です。

中国人起業家は私に言いました。

「質の高い漫画を大量生産する日本の連載システムは素晴らしい」

連載を続けているうちに、作者の画力は上がっていき、主人公は年齢を重ね、その年齢に応じた課題と向き合う。登場人物だけでなく、読者も作者も成長する。それが日本の漫画です。

1冊を選ぶのは困難ですが、今回は「ピアノの森」を推薦しておきます。字数の制限で内容の紹介まではできないですが、「忙しすぎて、本を読む時間がないよ」と毒づいてるあなたも、漫画なら3分で1話読めますよ!

(浦上早苗/助っ人/依頼人(編集長?)から受けたタスクを冷徹にこなしたい、目標はゴルゴ13)

学問こそが最上の娯楽だと教えてくれる、運命の一冊

松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』(東京:春秋社、2006年)

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松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』(東京:春秋社、2006年)

職場でインターンの学生が「これから講義なので帰ります」とキャンパスに向かうのを見ると、正直、心底うらやましくなる。学生の頃はあんなに休講を喜んでいたくせに、「勉強が本分」というのは最高に贅沢なことだと、今ならわかるから。

そんな大人が学生に戻って、現代日本の知の巨人、セイゴオ先生の講義を受けられるのが本著。

世界のヒーロー・ヒロイン物語には共通の母型があり、それを使って歴史的大ヒットシリーズとなったのが「スター・ウォーズ」である、聖徳太子はこの世をバーチャルだと捉えていた、文化とはイタリアのパスタに日本の海苔をまぶした“たらこスパゲッティー”だー。

大学の講義でありながら、居酒屋談義のようでもあるセイゴオ先生の語りは、情報過多としか想えない現代に、情報同士の「関係の編集をすべし」という、ひとつの地図を示してくれる。

もはや17歳ではない大人にこそ読んでほしい、学問こそが最上級の娯楽だと教えてくれる一冊だ。

(滝川麻衣子/記者/海と本とワインをこよなく愛します)


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