北朝鮮の保有数は60基、核弾頭の小型化にも成功? —— 世界の核兵器、1万4995基の内訳

金正恩

Skye Gould/Business Insider

ワシントン・ポストは8日(現地時間)、北朝鮮が保有する核兵器の数は、専門家が推定してきた数の3倍以上にのぼる可能性があると報じた。

この新たな数字は、先月、アメリカ国防情報局が作成したレポートに記載されていたもの。文書を入手した同紙によると、「現在、60基の核兵器が北朝鮮の指導者、金正恩委員長の管理下にある」という。これはストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が試算、7月に公表した10~20基を大幅に上回る。

北朝鮮をめぐっては、国連安全保障理事会が5日、10億ドル(約1100億円)規模の制裁決議を全会一致で採択したばかりだが、ワシントン・ポストが入手した別の機密文書によると、北朝鮮はすでに核弾頭の小型化に成功、大陸間弾道ミサイル(ICBM)への搭載も可能だという。同国の最近のミサイル発射実験は、ニューヨークやワシントンDCをもその射程圏内に収める可能性を示している。

ロシアによる米大統領選への介入や、シリアでの化学兵器の使用をめぐり、アメリカがロシアを追求した結果、核超大国である両国の関係は冷え込んでいる。このニュースはこうした状況の中、もたらされたものだ。

トランプ大統領が、核兵器の近代化に取り組む1兆ドル規模の計画を引き継いだ一方、ロシアもまた、その予算を増やしている(ロシアの核兵器の近代化について、トランプ大統領は「軍拡競争にすればいい」と発言し、核開発競争におけるアメリカの優位を強調した)。

アメリカの科学誌「The Bulletin of the Atomic Scientists」は、核兵器を容認する論調とその拡散状況から、今年1月、世界終末時計を30秒進めた。これにより、終末時計が破滅を意味する0時0分まで、残り2分30秒に迫った。

以下の地図は、核兵器の保有国とその保有数について、The Bulletin of the Atomic Scientistsやアメリカ科学者連盟(FAS)、SIPRI、ワシントン・ポストのデータをまとめたものだ。

保有国と保有数をまとめた

Skye Gould/Business Insider

[原文:14,995 nukes: All the nations armed with nuclear weapons and how many they have

(翻訳:忍足 亜輝)

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