NYのラガーディア空港がリニューアル、その一部をのぞいてみた

州知事とデルタCEO

ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏(写真左)と、デルタ航空CEOのエド・バスティアン氏(写真右)。

Ben Gabbe Photography

・デルタ航空はニューヨーク、ラガーディア空港の新ターミナル建設に着工した。

・デルタ航空は34億ドル(約3700億円)を拠出する。

・アメリカ国内で新しい空港が誕生するのは、20年以上ぶり。

8月8日(現地時間)、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)氏とデルタ航空CEOのエド・バスティアン(Ed Bastian)氏は、総額40億ドルの新しいラガーディア空港のターミナル建設に着工した。

バスティアン氏は声明の中で、「新たなラガーディア空港は、ニューヨーカーたちにとって、自信を持って地元の空港と呼べるものになるだろう。今回の投資により、デルタ空港は機上と同じような最高の顧客サービスと体験を提供し、ニューヨークでナンバー1の航空会社としての地位を確固たるものにしたい」と述べた。

ラガーディア空港のリニューアルについては、2015年にクオモ氏と当時の副大統領ジョー・バイデン(Joe Biden)氏が最初に発表した。アメリカで主要空港が新しくオープンするのは、1995年のデンバー国際空港以来初めてのことだ。

発表会で、州知事のクオモ氏は空港の重要性を強調、ラガーディア空港をニューヨーク州の「正面玄関」と呼んだ。同時に、インフラ面でニューヨークやアメリカのその他の州が国際競争に遅れを取っている事実を嘆いた。「建設、開発しなければ、後れを取るのみだ。何もしない間に、競合相手は確実に建設、開発を進めている」

その上で、クオモ氏は「我々は両親だけでなく、祖父母の遺産で暮らしている。見るもの全てのインフラ、偉大な成果は、文字どおり祖父母の世代から引き継いだものであり、我々はそこで停滞している」と付け加えた。

新施設の建設にかかる費用は総額40億ドル。その内訳は、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が6億ドル、デルタ航空が34億ドルだ。

デルタ航空の施設は、ラガーディア空港の80億ドルに及ぶ再開発の一部に過ぎない。新しい計画では、現在の複数のターミナルビルを備えたレイアウトも、空港全体を1つの屋根の下に統合させる。

新しいラガーディア空港では、その東側でデルタ航空が、2016年の夏から建設中の西側でアメリカン航空、ユナイテッド航空、ジェットブルー、サウスウエスト航空、エア・カナダが運航する。

新たに生まれ変わる、ラガーディア空港のデルタ航空ターミナルを詳しく見てみよう。


デルタ航空の新ターミナルは、空港の東側に位置し、年間5000万人が利用できるよう設計されている。

ターミナル

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ターミナルには、同社のあらゆる航空機に柔軟に対応できる37カ所の搭乗口がある。

搭乗口

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デルタ航空の乗客なら、新たな屋外デッキ付きの高級ラウンジが利用できる。

ラウンジ

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風通しの良い雰囲気を演出するガラス壁を採用。

ガラス壁

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厳選された小売店や飲食店が並ぶ。

共用部

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セキュリティー強化に対応するだけでなく……

セキュリティー

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……利用客の動線にも配慮している。

動線

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フェリーのターミナルや、公共交通機関に接続するエアトレインもある。

エアトレイン

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新たなラガーディア空港は2020年にオープン、デルタ航空のターミナルは2021年に稼働する予定だ。

新ラガーディア空港

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[原文:Delta is getting a new $4 billion terminal at New York LaGuardia Airport— and it looks amazing (DAL)

(翻訳:本田直子)

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