SNSで広がる個人の特定 —— 白人至上主義者の集会参加者、解雇される

衝突

12日、バージニア州シャーロッツビルでは、白人至上主義者たちとそれに反対する人々が衝突した。

Getty Images/Chip Somodevilla

バージニア州シャーロッツビルで先週末発生した、白人至上主義などを掲げるグループと、これに抗議するグループの衝突。ソーシャルメディア上には、この集会に参加した白人至上主義者を特定する動きがある。このうち、少なくとも1人が職を失った。

カリフォルニア州バークレーにあるホットドッグ・レストラン「トップドッグ(Top Dog)」は8月12日(現地時間)、白人至上主義などを掲げるグループに参加者していたとツイッター上で指摘された、同レストランの従業員コール・ホワイト氏を解雇した。

「8月12日付けでコール・ホワイトを解雇しました。彼はもうトップ・ドッグの従業員ではありません」同店は13日、レストランの外に通知を貼り出した。「シャーロッツビルでの(白人至上主義者たちの)行動をトップ・ドッグは支持していません。私たちは個人の自由と集会の自由が全ての人に平等に与えられるべきだと信じています」

アップデート:私が最初に名指しした集会の参加者、コール・ホワイトが仕事を失った #GoodNightColeWhite#ExposeTheAltRight#Charlottesvillepic.twitter.com/sqxSXboKw6

コール・ホワイト氏を名指ししたツイッターアカウント「@YesYoureRacist」は、白人至上主義などを掲げるグループの集会に参加した人物の画像を公開し、その特定を奨励している。

8月11日の夜にバージニア大学で行われた白人至上主義者の行進の画像から、身元を特定された20歳のPeter Cvjetanovic氏は、ラスベガスのテレビ局のインタビューに応じ、自身の立場を擁護した。

「白人至上主義者として、私は全ての人々のことを気にかけている」Channel 2 Newsのインタビューで、同氏は述べた。「私たちには、私たちの子どもや文化の未来を守る権利がある。白人至上主義者だからと言って、皆が憎しみにあふれているわけではない。ただ単に、私たちが今持っているものを守りたいだけだ」

画像の中で、Cvjetanovic氏はトーチを手に叫んでいる。同氏はこの画像が「ネガティブなイメージをもたらす」ことを理解していると述べた。

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ほとんどの企業がこの集会に関する発言を避ける中、トーチを販売するTiki Brandは12日、11日夜の集会で同社のトーチを手にする白人至上主義者の画像が出回ったことを受け、Facebookページに声明文を投稿した。

「Tiki Brandは、シャーロッツビルで行われたイベントとは何の関係もありません。私たちは今、とても深い悲しみと失望に包まれています。私たちは彼らのメッセージや、彼らが弊社の商品をこうした目的で使用していることを一切支持していません。弊社の商品は、個人宅のバックヤードなどで開かれる集まりを、より快適にする目的で設計されたもので、家族や友人が親睦を深めるために、開発されたものです」

[原文:A man was fired from his job after a photo of him at the deadly Charlottesville white-supremacist rally went viral]

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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