あなたは大丈夫? パートナーとの関係を永遠に壊す9つの言動

悲しそうな男性

破局を食い止めよう。

Universal Pictures

  • 恋愛にある程度のもめ事は付き物だ。
  • しかし心理学の研究結果によると、時間とともにパートナーとの絆を弱めてしまう言動が明らかになった。
  • このうち最もありがちな9つの言動と、その対処法をまとめた。

どんな恋愛にも浮き沈みはある。どっちがリビングのソファーにコーヒーの染みを付けたかで大げんかしても、それで世界が終わるわけじゃない。

とはいえ、ある種の言動パターンは、時間とともにパートナーとの絆を弱め、相手に別れたいと思わせてしまう。

心理学の文献には、そんな言動の具体例がたくさん挙げられている。Business Insiderは、この中から最もありがちな9つの言動をまとめた。

もちろん、いくつか心当たりがあるからといって、必ずしも破局に向かっているわけではない。この機会に一歩引いて、深呼吸をし、良い関係を築くために何ができるか考えてみよう。


パートナーと距離を置く

学術誌『Couple and Family Psychology: Research and Practice』に掲載された2016年のある研究によると、恋愛に失敗する致命的な性質の組み合わせがあることが分かった。相手から拒まれることに対する敏感さと、パートナーに感情を見せない傾向だ。

傷つくことを深く恐れる人は、パートナーと距離を置くことで、長期的に2人の関係性に対する満足度を下げる可能性がある。つまり、自分が恐れる状況を自ら作り出してしまうのだ。

心当たりがある場合は、自分が恐れていることをパートナーに打ち明けてみよう。驚くかもしれないが、相手も同じ不安をいくらか抱えていることが分かるだろう。相手と一緒に、問題に対処していこう。

新しいことにチャレンジしない

カップル

Kan Wu/Flickr

新しいことに一緒にチャレンジするカップルは、2人の関係性に対する満足度が高い。そんな結果を示す研究が増えている

逆もまたしかりだろう。臨床心理士のリサ・ファイアストーン(Lisa Firestone)氏はPsychology Todayで、新しい共通の興味・関心を育むことに消極的になると、2人の関係を損ない、パートナーとの間に不満が生まれる可能性があると述べている。

映画ばかり見ていないで、たまにはパートナーの提案を聞き入れ、新しいレストランへ行ったり、ハイキングへ出かけてみよう。

金銭事情を隠す

全米金融教育基金(NEFE)のアンケート調査によると、アメリカ人の約5人に2人が、お金についてパートナーに嘘をついたことがあるという。こうしたお金に関する嘘は、けんかや不信感、場合によっては離婚につながる可能性がある

お金は単なる数字ではなく、力や愛を表すこともある。パートナーのお金の使い方に対する不安は、2人の関係全般に対する不安になる。

パートナーと家計を共有する前に、予算の立て方や自分の金銭事情について話し、大きな買い物をする時のガイドラインを作っておこう。

パートナーを無視する

口を自らの手で塞ぐ女性

Flickr/Esparta

学術誌『Communication Monographs』に掲載された2014年のある研究によると、「要求/撤退」パターン(相手に何らかの行動を求めた時、沈黙で返されるパターン)にはまり込んでいるカップルは、自分たちの関係により不満を抱くことが分かった。

論文の筆頭著者であるテキサス・クリスチャン大学のポール・シュロット(Paul Schrodt)氏によると、2人とも問題の原因は相手にあると考えているため、このパターンから抜け出すのは難しいという。1つ1つの行動がどう2人の問題に関わっているかを理解し、このパターンとは違う、より相手を尊重した解決策を取る必要がある。

「幻想の絆」を作る

心理学者ロバート・ファイアストーン(Robert Firestone)氏は 、パートナーとのつながりに対する錯覚を「幻想の絆」という言葉で説明する。

これは愛や情熱といった感情を、カップルや仲間であるとの考えで置き換えるもので、しばしば心理的な親密さが、習慣への執着に代わる。

そして本当に危険なのは、2人の関係を安定させようとするあまり、自分らしさを失い始めることだと指摘するのは、同氏の娘リサ・ファイアストーン(Lisa Firestone)氏だ。

ロバート・ファイアストーン氏は言う。心当たりがあるあなたは、パートナーから独立した自分らしさを築くことへの不安に向き合い、より率直なコミュニケーションスタイルを模索するチャンスだ。

大事なことをメールで話し合う

顔をしかめながらテキストメッセージをやりとりしている男性

Flickr/Garry Knight

学術誌『Journal of Couple & Relationship Therapy』に掲載された2013年のある研究によると、メールをたくさん送るほど、2人の関係に対する女性の幸福感は高まる傾向がある一方で、男性の幸福感は低下することが分かった。

論文の筆頭著者であるローリ・クラフ・シャーデ(Lori Cluff Schade)氏は、男性にとって、メールのやりとりはパートナーから遠ざかることにつながる可能性があるとNPRに語った

状況によって、メールのやりとりはカップルのどちらかにとってベストな方法ではないかもしれない。シャーデ氏はカップルに対し、オフラインでの会話を勧める。「いろいろな方法で『議論が白熱し過ぎているから、このことについては後で直接話したい』と伝えるべきかもしれません」

過去の問題を蒸し返す

パートナーとけんかをしている時に、直接関係のない、相手に傷つけられた過去の出来事を思い出すことはないだろうか?

心理学者ダグラス・ラビア(Douglas LaBier)氏はPsychology Todayでその一例を紹介している。夏休みの計画をめぐって言い争っていたら、相手が突然、別の日に買ったダサい椅子のことを話し始めるというものだ。

学術誌『Personality and Social Psychology Bulletin』に掲載された2016年のある研究によると、けんかの最中に他の問題を引き合いに出す人は、より頻繁に激しいけんかを経験し、2人の関係に疲れを感じていることが分かった。

この研究が証明するのは、他の問題を引き合いに出すことで、けんかが増えるということではなく、その逆だろう。ただ、どちらにせよ、パートナーの欠点や罪を次々と思い浮かべるのは、あまり生産的ではないだろう。


パートナーを軽蔑する

軽蔑

George Marks / Getty

相手に軽蔑をにじませているカップルは、別れる可能性が高い。

人間関係の専門家ジョン・ゴットマン(John Gottman)氏によると、軽蔑はパートナーを見下す、怒りと嫌悪感が入り混じった感情で、離婚につながる第一の原因だ。物事をパートナーの視点から見ることができなくなるからだ。

問題解決の第一歩は、互いに相手に対する感謝の気持ちと敬意を育むこと、そしてもっと前向きな方法で自分の気持ちを表すことだ。


他人にパートナーを悪く言う

学術誌『Journal of Family Psychology』に掲載された異性愛者夫婦に関する2017年のある研究によると、夫婦関係を損なう恐れがある攻撃の1つに「社会的妨害」があるという。

心理学者スーザン・クラウス・ホワイトボーン(Susan Krauss Whitbourne)氏がPsychology Todayに書いた通り、この「社会的妨害」には、パートナーを裏切ったり、その個人的な情報を広めたり、パートナーに人前で恥をかかせるといった言動が含まれる。

興味深いことに、この調査では、女性の方が社会的妨害を行う傾向が強かったが、男性が社会的妨害を行った方が、2人の関係をより大きく損なうとの結果が出た。

ホワイトボーン氏は次のように記している。「論文の著者たちは、周囲にサポートを求めることでギスギスした環境を作るのではなく、夫婦で直接問題に取り組むか、専門家の助けを求めることを推奨している」


sources: Universal Pictures 、Kan Wu/FlickrFlickr/EspartaFlickr/Garry Knight

[原文:9 ways to ruin your relationship for good

(翻訳:本田直子)

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