大統領専用機「Air Force One」に乗り込むトランプ大統領
REUTERS/Kevin Lamarque
トランプ大統領の支持率が、就任以来、最低を記録した。22日水曜日に発表された世論調査で明らかになった。
クイニピアック大学(Quinnipiac University )の最新の世論調査では、回答者の38%が「大統領の仕事ぶりを認めている」と回答。2月7日の同大学の調査では42%だった。
回答は、回答者の支持政党によって白黒がはっきり分かれた。共和党支持者の83%が大統領の仕事の成果を認めると回答した一方、民主党支持者の91%が認めないと回答した。
「トランプ大統領の人気は、岩のように沈むばかりだ」と、同大学世論調査のアシスタント・ディレクター、ティム・マロイ(Tim Malloy)氏は発表の中で述べた。
「(前回から)1カ月も経たないうちにこの結果はひどいものだ」
調査結果の他の結果は以下の通り。
- 大統領の考え方に好意的な参加者は39%、否定的な参加者は55%
- 大統領はリーダーとして失格だと思っている参加者は55%、リーダーにふさわしいと思っている参加者は42%
- 大統領は不誠実だと思っている参加者は55%、誠実だと思っている参加者は40%
- 大統領は冷静ではないと思っている参加者は63%、冷静だと思っている参加者は33%
- 58%が大統領は国を(統一するのではなく)分裂させていると思うと回答
- 38%が「ほとんどいつも」大統領の判断を信頼していると回答
しかしながら、Politico/Morning Consultによって同日に公開された世論調査では、違う結果が出た。
同世論調査の参加者のうち41%が、アメリカは正しい方向に舵を切っていると回答。11月の大統領選直後の29%から上昇を見せた。さらに、トランプ大統領の支持率は先週49%にまで上昇したことが示されていた。
[原文:'Sinking like a rock': Trump's approval rating keeps plummeting]
(翻訳者:にこぱん)