ビル・ゲイツ「これは世界でもっとも美しいチャートだ」

bill-gates-says-this-is-the-most-beautiful-chart-in-the-world

Juda Ngwenya/Reuters

公衆衛生に関する事象は、たいてい「美しい」などとは表現されないものだが、ビル・ゲイツに限ってはそうではないようだ。

2月16日、億万長者の慈善活動家であるビル・ゲイツは、1990年から2015年にかけての乳幼児死亡率減少を表すチャートをツイートした。医療科学への投資と技術の進歩により、全世界で5歳以下の乳幼児の死亡数が600万人も減ったのだ。

ビル・ゲイツはそのツイートに、こう書いた。

「これは世界でもっとも美しいチャートだ」

そのツイートは、2月14日に公表されたビル&メリンダ・ゲイツ財団の年次書簡の内容を指す。ゲイツレターと呼ばれるその年次書簡は、ゲイツのブログ「Gates Notes」上にて、疾病の根絶の進捗と今なお残る難題が明らかにされている。

今年のゲイツレターは、ゲイツ夫妻にとって起業家仲間であり慈善活動家仲間でもあるウォーレン・バフェットへ賛辞を送るものだった。長年の友人でメンターでもあるバフェットに向けた書簡は、「親愛なるウォーレンへ」と題され、バフェットの長年にわたるゲイツ財団への多大な貢献を讃えた。

2006年、バークシャー・ハサウェイの創設者であるバフェットは、致死の病と慢性的貧困の根絶に貢献するため、数百億ドルにおよぶ自身の資産を寄付した

掲げた目標の一部とその成果は、ゲイツの先日のツイートで明らかにされている。過去25年間で乳幼児の死亡率は50%も減少し、それによって救われた子どもの命は1億2200万人にも上ると推定される。

世界保健機関(以下WHO)によると、子どもの健康への脅威の多くは、安価で簡易的な治療によって予防可能だという。開発途上国の子どもは、早産が原因の合併症や、肺炎、慢性下痢、マラリアなどでつねに死亡している。また、WHOは早期死亡の45%は栄養失調によるものだと推定する。

「富裕層の子どもたちはこのような理由で死ぬことはない」、ゲイツは書簡にそう書いている。

ゲイツが貧困を直接目にしたのは、メリンダとアフリカを訪れた90年代だったと言う。

アフリカの子ども達は、貧困が原因で亡くなっている。それはわたしたちにとって、世界で一番不公平なことだった

「子どもの命を救うことは、わたしたちの目標であり、わたしたちの世界的な活動の引き金となりました。命の救済がわたしたちの最終目的です」、メリンダはそう付け加えた。

source:Twitter、世界保健機関Gates Notes

[原文:Bill Gates says this is the most beautiful chart in the world

(翻訳:Wizr)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい