2016年、サンフランシスコにオープンした同社のフラッグシップ店舗
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大きな期待を集めているテスラの車がどうやら予定通りに発売されそうだ。
22日水曜日に公開された投資家向けの文書によると、テスラは7月の「Model 3」生産開始に向けて予定通りに進んでおり、今年の後半には顧客のもとに届けられる見通しだ。
「Model 3」は同社にとって初めてのマスマーケット向けモデル。本体価格は3万5000ドル(約400万円)だ。
テスラは今月、すでに「Model 3」のプロトタイプの生産を開始したことを発表。文書では「着実に生産を増やして行き、第4四半期には週5000台を超え、2018年には週10000台以上を生産する予定」と述べた。
テスラは、これまで納期の遅延を繰り返してきた。
例えば「Model S」はもともと2010年に生産が予定されていたが、2011年の半ばまで延びた。同社は「Model X」の発売も2年延期した。
今回、同社は「Model 3」に加えて、「ソーラールーフ」の生産と取り付けを今年の後半に開始すると発表した。
同社CEO イーロン・マスク氏は、10月に開催されたイベントで「ソーラールーフ」を初めて発表した。発表時に同氏は、様々な家のデザインに合うよう、4種類の「ソーラールーフ」を提供すると述べた。
「ソーラールーフ」の生産は2017年の半ばに開始される予定、同時に注文も可能になる。
[原文:Tesla's Model 3 and new solar roof are on track to arrive this year(TSLA)]
(翻訳:一柳優心)