調査:結局のところ、スマートウォッチの使い道は何?

スマートウォッチは当初の大きな期待には沿えていない。NPD Groupがこのほど発表したデータによると、18歳以上の消費者のうちスマートウォッチを所有しているのはわずか9%にとどまった。ウェアラブル産業が誕生して間もないことを考慮するとひどい数字とまでは言えないが、スマートウォッチが消費者にとって必要不可欠なデバイスではないことは明らかだ。

Apple Watchの当初のセールスポイントは、着脱可能な小さなコンピューターで多くのアプリを使用できるため、スマートフォンを以前ほど使う必要がなくなる点だった。しかし、アップルはその後、消費者は腕時計で多くのアプリを使用できることに価値を見出していないと判断。セカンドバージョンのApple Watchは、運動のトラッキングとメッセージの通知機能を強調した。

NPD Connected Intelligence's Wearable Advisor Serviceのデータからも、スマートウォッチ所有者が使う機能は、テキストメッセージや行動のトラッキングに集中していることが分かる。アップルの狙いは当たったようだ。同社は、直近の四半期でApple Watchの売り上げが前四半期比50%増加したと発表している。

スマートウォッチの主な使用目的

スマートウォッチの使用ツール。上から通知/メッセージ、活動のトラッキング、ニュースの更新情報、電話、アラーム、メール、写真/動画の閲覧、GPS/経路案内、音楽の遠隔操作、ホームオートメーション

Mike Nudelman/Business Insider

[原文:Here's how people are using their smartwatches

(翻訳:Keitaro Imoto)

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