「まずは20時間がんばる」新規習得のコツ

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新しいことに挑戦したいけれど、多忙なのでなかなかまとまった時間が取れない......と腰が重くなっている方も多いのではないでしょうか?

せっかく挑戦しても、身につかなかったら残念だなと思う気持ちはもっとも。でも、コツをつかめば短期間である程度習得できるかもしれませんよ。

オンライン学習プログラム「Personal MBA」創業者で、ベストセラー『The Personal MBA: Master the Art of Business(邦題:Personal MBA―学び続けるプロフェッショナルの必携書)』の著者でもあるジョシュ・カウフマン氏が、TEDスピーチで新しいことを習得する際のコツを伝授していますのでご紹介します。

まずは20時間で成功体験を味わう!

TEDスピーカーのジョシュ・カウフマン氏は、米消費財大手P&Gで勤務した経験をもとに、2005年に独学によるスキルアップの方法を教える学習サイトを個人で開設。その内容が評判を呼び、またたく間に人気サイトに成長しました。

同サイトのエッセイや推薦書リストは有名ビジネス誌でも紹介され、書籍化されるとベストセラーに。現在は独立し、個人のビジネススキル開発、トレーニング、起業支援などを行っているそうです。

一般的に、あるスキルを習熟レベルにまで持ってくるためには、1万時間を学習や練習に費やす必要があると言われています。しかし、それまで待てないという人のためにカウフマン氏がすすめる「まず20時間頑張る」ということ。

1日45分を約1か月間頑張れば、習熟レベルまでは難しくても、ある程度概略をつかんでしまうことは可能だと言います。

まず、やるべきことを細分化する

まずは、やるべきことを細分化することからスタート。いつ何をどれくらい勉強するのか、という計画が立てやすくなりますし、さらに勉強を効率化して時間を短縮できるというメリットも。

私たちがスキルだと考えている事のほとんどが、実際にはさまざまな種類のスキルをまとめて大きな束にしたようなものなのです。

スキルを細かく分解すればするほど、自分がやりたいことに実際に役立ちそうなスキルのパーツがいったい何なのかを判断しやすくなります。そうすれば、自分にとって重要度の高いスキルから学ぶことができます。


TIME」より翻訳引用

短期間でマスターするためには、自分にとって優先順位の低いところを思い切って切り捨てる勇気も必要なのでしょう。

邪魔を身の回りから取り除く

モチベーションを持続させるためには、自分が身を置く環境も大切です。気が散るものや、邪魔になるものを周囲から徹底的に取り除き、勉強に集中できるよう工夫しましょう。

娯楽、テレビ、インターネット。あなたが座って仕事をしているときに邪魔になるこの手のものすべてです。ほんの少しの気力を使って、学習の邪魔になるこれらの娯楽を取り除けば、より学習に集中できるでしょう。

TIME」より翻訳引用

また、着手するまでの手間を最小限にするのも有効です。勉強道具をいちいち取りだしてセットしなければならないなど、準備に時間がかかってしまうとそれだけでやる気がダウンしてしまいがち。

いつでもどこでもサッと取りかかれるようにしておくと、学習もはかどりそうです。

そして、ちいさな成功体験を味わうことで「フラストレーション・バリア」も克服できる、とカウフマン氏。

新しい物事に挑戦するとき、なかなかうまくいかないとイライラして落ち込んだり挫折感を味わって自信をなくしてしまいがち。多くの人は、それが嫌で新しい物事に挑戦するのが億劫に感じるそうです。

「まずは20時間」なら気楽に取り組めますし、フラストレーションを克服すれば自信もつき、その後の継続的な学習のモチベーションも維持できそうです。

The Personal MBA, TIME]photo by Shutterstock

cafeglobeより転載(2017年8月25日公開の記事)

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