VALUが“価格操縦行為”抑制のためルール変更、9月4日から1日の売却量制限実施へ

VALUのヒカルのページ

カリスマYouTuberヒカルらの炎上騒動にからみ、サービス運営側の利用者保護の体制などについて賛否両論が起きている、ビットコインによるマイクロトレードサービス「VALU」に新展開だ。

運営元のVALU社が、「価格操縦行為のさらなる規制と利用者保護」のため、9月4日から利用規約と取引ルールを改定し、新たな制限を加えることがわかった。

変更は売り注文・買い注文それぞれについてあるが、たとえば9月4日以降は、新たに1日に売却できるVA(VALU内の仮想株のようなもの)数を、その人物の全発行VA数の10%未満に制限する。

これらの新ルールによって、YouTuberヒカルらの炎上騒動の発端となった「保有VAの大量売却による極端な価格下落」などが起こりづらくなり、VALU内の仮想市場の安定化を狙っているとみられる。

また、ルール変更を伝えるポストの後半に「また、VALUと株式は異なることを規約等でもより明確するための文言の修正を行います」(原文ママ)として、“VALUのルールや仕組みは株式売買とは違う”という定義を改めて強調していく方針も打ち出している。

改定内容は以下の通り。

VALUの規約改定をしらせるポスト

VALUの規約改定を知らせるポスト。

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