Appleは誰もが、汚名を着せられたり、差別の対象になることのない環境で活躍できる機会を与えられるべきだと信じている。
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トランスジェンダーの人々を擁護するオバマ前大統領の決定をトランプ政権が撤回しようとしていることに関して、 22日水曜日(現地時間)、Appleが反対の声を上げた。
オバマ前大統領は去年、トランスジェンダーの生徒が、公立学校においては彼らの「ジェンダー・アイデンティティ」と一致するトイレとロッカールームの使用を許可することを認めた。
それが撤回されると、決定はそれぞれの市や学校の裁量に任されることとなる。
Appleが、水曜日にAxiosに送った声明は下記の通り。
「Appleは誰もが、汚名を着せられたり、差別の対象になることのない環境で活躍できる機会を与えられるべきだと信じている。わたしたちは、様々なことがもっと広く受け入れられるような社会の流れを支持しており、たとえば、トランスジェンダーの生徒も(そうではない生徒と)同等に扱われるべきだと強く信じている。彼らの権利や保護を制限、または、撤回するような流れには反対だ」
Appleがトランプ政権の政策に反対の声を上げたのは、今回が初めてではない。CEOティム・クックは、従業員宛のメールの中で、 大統領の移民政策を「支持しない」と述べている。
(敬称略)
[原文:Apple spoke out against Trump's withdrawal of Obama-era transgender protections(AAPL)]
(翻訳者:にこぱん)