ライフルの正しい構え方を学ぶ生徒。
REUTERS/Eduard Korniyenko
ロシアのスタヴロポリ(Stravropol)にあるエルモーロフ将軍幼年学校では、学業と軍事訓練が並行して行われている。
コーカサス戦争の英雄、アレクセイ・エルモーロフ将軍にちなんで名付けられたこの国立学校では、通常の学業に加え、身体トレーニングや武器の訓練、野営訓練が行われる。
この学校に関する情報はごくわずかしかないが、ロイターが撮影取材した写真から、生徒たちの独特な日常生活を垣間見ることができる。ロシアの子どもたちが、どのようにして軍人へと育っていくのか、見てみよう。
ロシア南西に位置するこの学校は、男女共学だ。
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宿泊研修では、生徒たちは小さなベッドが並ぶ部屋で一緒に眠る。
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生徒たちは、ロシア空軍の曲技飛行デモンストレーションチーム「ロシアン・ナイツ(ロシアの勇者たち)」のブートキャンプ近くで訓練を行う。ライフルも撃つ。
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撃ったライフルを含め、生徒たちは自分の装備を管理する責任がある。カラシニコフ自動小銃を分解することも。
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身体トレーニングは、学校生活の中でも特に重要なものだ。
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スパーリングで体を鍛える。
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そして、ライフルの正しい構え方を学ぶ。
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この学校には宗教的な側面もある。食事の前には祈りを捧げ、教会の礼拝にも参加する。
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訓練は厳しいが……
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……生徒たちはまだ、ただの子どもだ。
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(翻訳:仲田文子)