イヴァンカは毎朝5時30分に起きる。
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アメリカ大統領選のキャンペーン中から、候補者である父ドナルドの隣で注目を集めてきたイヴァンカ・トランプ。それは政権発足後も変わらない。むしろ彼女の存在感は増すばかりだ。
来月5日~7日のトランプ大統領来日に先立ち、日本を訪問、11月3日には都内で開催される日本政府主催の「国際女性会議WAW!」 に参加する予定だ。
イヴァンカは現在、ホワイトハウスの西棟で、大統領である父親のアドバイザーを無報酬で務めている。それまでは父ドナルドが経営していた不動産会社「トランプ・オーガナイゼーション」の取締役副社長と、自らの名前を冠したライフスタイルブランドのCEOを務めてきた。
ワシントンD.C.に転居して以来、彼女のホワイトハウスでの実質的な役割や、父親に対する影響力をめぐり、さまざまな憶測が飛び交っている。
夫ジャレッド・クシュナーと共にホワイトハウスで働く彼女の日常とは、どのようなものだろうか?
イヴァンカは父ドナルドが政界入りを果たす前、彼女の普段の過ごし方をMyMorningRoutine.comに語っていた。ニューヨークのマンハッタンからワシントンD.C.に引っ越したことで、こうしたルーティンがどの程度続いているかはわからない。だが、2年前の習慣を知ることは、イヴァンカの今の生活を知るヒントになるだろう。
(敬称略)
※この記事はタイトルを変更して、更新しました。
イヴァンカ・トランプは毎朝5時30分に起床。目が覚めると、真っ先に携帯電話をチェックする。「この習慣だけはやめられないの」
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イヴァンカは金融街で人気の超越瞑想(TM)を実践している。毎朝、約20分間は目をつむると言う。「心を落ち着かせたり、物事をよりクリアに考えるのに、とても役に立つわ」
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子どもたち(アラベラとジョセフ)を起こすのは、毎朝7時だ。MyMorningRoutine.comの取材を受けた2015年当時、末っ子のセオドアはまだ生まれていなかった。
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「決断疲れ」を避けるため、イヴァンカと子どもたちは、ベリー類を入れたギリシャヨーグルト、もしくは「チアシード、ベリー、フラックスシード、クコの実、シナモン、くるみ、アーモンド」をトッピングしたオートミールのいずれかを食べると語っていた。
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2017年、イヴァンカとその家族は、ワシントンD.C.のカロラマ地区に引っ越した。家賃は月1万5000ドル(約170万円)と報じられている。
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ニューヨークで暮らしていた頃は、仕事前に自身が所有するビルのジムで運動をしていた。現在は、夫と頻繁にジョギングへ出かけているようだ。
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イヴァンカの執務室は、ホワイトハウスの西棟、2階にある。大統領顧問のケリーアン・コンウェイ(Kellyanne Conway)や、国家経済会議(NEC)の委員長ゲーリー・コーン(Gary Cohn)の近くだ。
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そのスペースはいわば「優良オフィス物件」で、ファーストレディならぬファーストドーターであるイヴァンカのために抑えてあったとボストン・グローブは報じた。
出典:ボストン・グローブ
ワシントンD.C.に転居して以来、中国当局との商標登録をめぐる問題から、G20サミットで父親の席に座ったこと、テレビ番組「FOX&フレンズ」で「政治から距離を置きたい」と発言したことまで、イヴァンカはさまざまなことで批判を浴びてきた。「ジャレッドとイヴァンカは、彼らに向けられた辛辣な批判に傷ついてきた」とバニティ・フェアは報じている。
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出典:ヴァニティ・フェア、Business Insider、Business Insider、Business Insider
週末には家族とともに、ユダヤ教の会堂(シナゴーグ)を訪れることも。安息日を守るため、夫妻は金曜日の日没から土曜日の日没まで、車を運転したり、電話を使うことができない。
出典:ヴァニティ・フェア
仕事が終わると、ワインを片手にセレブ妻の暮らしを追ったリアリティ番組を見ながらくつろぐこともあると言う。「『 Real Housewives』を見ながら、テレビの前に座って、ワイン片手に山盛りのパスタを食べることもあるわ」と彼女は自著『Women Who Work』に書いている。
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しかし、大抵はメールの対応に追われている。「メールの返信は夜にするの。就寝前に未読メールをゼロにするのが目標よ。うまくいく日もあれば、そうでない日もあるわ。でも、とにかく朝はまっさらな状態で目覚めたいの」
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(翻訳:Conyac)