都市圏で働くビジネスパーソンの「スマホアプリ3種の神器」といえば、「乗り換え案内」、「天気予報」、「ニュースアプリ」。ヤフーも配信するこれらの人気アプリの中で、ビジネスパーソンから強い支持を集めるのが「Yahoo!乗換案内」だ。バス時刻表、フェリーや飛行機までの案内をサポートする完成度の高さにファンが多い。
このアプリ、何せ本当に機能が豊富だ。トップ画面下部の「運行情報」から周辺路線の遅延・運休の通知設定ができたりもするし(通学・通勤路線を設定しておこう)、深堀りしていくと「実は押せるボタン」や「そんなことできたの?」というものが相当ある。今回はそんな「隠し機能」を5つ取り上げてみた。あなたはいくつ知ってましたか?
隠し機能1. 実は検索窓には「駅名以外」も入力できる
「それ、先に言ってよ!」と言いたくなる、まさに隠し機能がこれ。「前の予定が押して次のアポイントが!」と焦った経験は誰しもあるハズ。行き先の駅名を入力して徒歩ルートを考えて……なんてする必要は、ないのだ。こういう時の正解は、意外にも、まず冷静に「行き先をそのまま入力する」こと。
あまり知られていないが、実はYahoo!乗換案内アプリは、住所や店舗名などの入力でも、乗換検索ができる。例えば「東京タワー」と入力するだけで、現在地から行き先へ、バスまで含めた最速ルートを教えてくれる。
大阪の通天閣に行きたい!そんなときに駅名を調べ始める必要なし。Yahoo!乗換案内アプリに直接「通天閣」と入力するだけ。
編集部のある渋谷区神泉から新幹線、大阪市営地下鉄を乗り継ぎ、動物園前からの徒歩ルート込みの所用時間まで一発。さらに、到着駅からの徒歩ルートをタップしてみよう。
最後の徒歩数百メートルのルートまで地図でわかる。
隠し機能2. あなたは「一番近い駅」を実は知らない
徒歩機能と合わせて実用性高いのが、検索窓をタップした時に出る「最寄り駅への距離表示」。「今いる場所から一番近い駅」を自動取得して距離数で示してくれる。
都市部の地下鉄駅が複雑な地域では、電車に詳しい友人に聞くと全く違う最短ルートを教えてくれた経験、ありません? この機能はその代わりをYahoo!乗換案内アプリがしてくれる。
現在地の左側にある「出発」。実はここも押せる(!)。
すると近くの駅やバス停がズラリと。編集部の近くにコミュニティバスのバス停がこんな近くにあるなんて知らなかった……。
隠し機能3. あの路線をブロック!ルート回避機能
複数路線が乗り入れている都市圏特有の駅からの乗換で、「途中はこの路線“じゃない”ルートで」と、指定できる除外機能。これはマニアックだけど、使える。
万能なように見える乗換案内でも、時には完璧な最短ルートではなく、数分遅くても移動が経験的にラクなルートを使いたいもの。各種乗換案内アプリで「ある路線を通らないルート」を頻繁に探すことがある人は、このルート回避機能の便利さがよくわかるはず。
飯田橋から六本木への移動例。何気なく案内してくる東西線、実はホームが離れたところにあり、そこにたどり着くまでに時間がかかる。こんなときは「ルート回避」。
こんな風に回避する路線に「東西線」を設定。再検索すると、東西線を使わない路線から探してくれる。
隠し機能4. 1秒でも移動時間を節約したい!「降車ドア表示」で最速移動
一刻も速く目的地に向かいたい、ホームで出口の方向を迷ってる時間すら惜しい。そんなときはYahoo!乗換案内アプリの「降車ドア表示」が非常に役立つ。乗り換えの際、どの車両に乗れば出口が近いのか、エレベーターやエスカレーターの有無まで車中で確認できる。
乗り換え検索の結果にも乗車位置の目安を表示。実はココ、タップできるのだ。知ってました?
さらに細かい降車位置がわかる。霞ケ関の乗り換えは先頭車両付近にエスカレーターやエレベーターがあることがわかる。
隠し機能5. ルートを変えずに途中下車時間をつくる「ダイヤ調整」
乗換駅でトイレに行きたい、取引先に手土産を買いたい、本屋に寄りたい……など、道中で途中下車して小さな用事を片付けたいという人も多いはず。時間を使ったあとは、再度、目的地への乗換案内を検索する……のが普通だが、実はここにも隠し機能がある。
そもそもここを押せる、って知ってた?と言いたくなりますが、実は検索結果の「時間」はタップできる。タップすると乗り換え時間を変える「ダイヤ調整」ができる。
乗り換えの「時間」部分、実はタップできます。知ってました?
乗り換える電車を遅めの時刻に変えれば、途中下車後の到着時間もわかる、というわけ。
以上、隠れた5大機能、ご存知でしたか?
毎日使う、ヤフーの乗換案内。気になる人は以下のリンクからどうぞ。