イルマ、ホセ、カティア……宇宙から見たアメリカに接近中の3つのハリケーン

観測史上最大級で、「壊滅的な被害をもたらしかねない」カテゴリー5にまで勢力を強めたハリケーン「イルマ(Irma)」は9月6日(現地時間)、カリブ海の島々を直撃した。

その間にハリケーン「ホセ(Jose)」と「カティア(Katia)」も成長。国立ハリケーンセンター(NHC)によると、これら2つのハリケーンの強さは、カテゴリー1だ

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は6日午後(現地時間)、衛星GOES-16を使って、3つの台風の画像を宇宙から撮影した:

3つのハリケーン

NOAAの衛星GOES-16が捉えた3つのハリケーンの姿。左からカティア、イルマ、ホセ(現地時間9月6日午後4時30分撮影)。

NOAA

これらのハリケーンはいずれも西へと向かっている。「カティア」はメキシコ湾の左側に、「イルマ」はカリブ海に、「ホセ」はそのさらに東側に位置している。

「ホセ」は現在、カリブ海に浮かぶ小アンティル諸島からおよそ1600キロメートルほど東に離れたところにあり、最大風速、時速約120キロを維持したまま、時速約26キロで西へ移動している。

「カティア」はメキシコ湾南西にあり、ここ数日間はほとんど移動しないだろうと予測されている。The Weather Companyは降水予想を発表、メキシコのベラクルス州で120mm~254mm程度、その他の一部エリアで380mm程度を見込んでいる。

上の動画は時速約298キロの風速を維持するイルマの大きさを示したもの。6日のAPの報道によると、プエルトリコの東に位置するバーブーダ島では、警察署の屋根が飛ばされ、警察官が近隣の消防署に避難する事態となった。

NHCは6日夕方の時点で、カテゴリー5「イルマ」のハリケーンの目はフロリダ州マイアミを抜け、同州の東の海岸に沿って移動すると予測している。ハリケーンの大きさはおよそ640キロメートル、フロリダ州全体に打撃を与えるには十分な規模だ。

「イルマ」の正確な進路は不明だが、最新情報によると今週末、フロリダ南部に上陸する可能性がある。フロリダ州知事リック・スコット(Rick Scott)氏とトランプ大統領は、ハリケーンの接近に先立ち、緊急事態を宣言している。

[原文:This striking image from space shows all three hurricanes — Irma, Jose, and Katia — currently in the Atlantic]

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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