北朝鮮も運用するミグ29、最新型のミグ29SMTの性能は?

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

ロシアは9月13日(現地時間)、ミグ29SMT(MiG-29SMT)をシリアへ初めて派遣したと発表した。機数は明らかにしていない。

NATOコードネーム「フルクラム(Fulcrum)」として知られるミグ29の開発は、ミコヤン(Mikoyan)が1974年に開始した。初飛行は1977年。

開発の目的は、最前線近くに配備し、陸軍部隊を援護、またF-15やF-16から自軍の航空戦力を守ること。

ミグ29SMTは、ミグ29の最新の改良型。その性能を写真とともに紹介していこう。



初飛行は1998年、量産開始は2004年。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:Airforce-technology.com

機外兵装ステーション(ハードポイント)は6つ。さまざまな空対空ミサイルを搭載可能。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

R-27T赤外線誘導型中距離ミサイル2発、R-27ERミサイル2発、R-27ETミサイル2発、もしくはRVV-AE中距離ミサイル6発など、さまざまな空対空ミサイルを搭載可能。また、R73-E短距離対空対ミサイル6発の搭載も可能。

出典:The Aviationist, Globalsecurity.org

空対地ミサイルも搭載可能。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

Kh-29TもしくはKh-29L空対地ミサイル2発、Kh-25M空対地ミサイル4発、またはKh-31A空対艦ミサイル2発とKh-31P対レーダーミサイル2発も搭載可能。また、KAB-500誘導爆弾4発も搭載可能。

出典:The Aviationist, Airforce-technology.com

シリアで撮影されたミグ29SMTは、KAB-500誘導爆弾を搭載していた。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

ロシアの国営メディアは、しばしばシリアで殺害したISIS戦闘員の数を伝えている。しかし、民間人の被害についてはほとんど伝えられない。

9月12日(現地時間)、シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、デリゾール(Deir Ez-zor)地区への空爆によって30人の女性と子どもを含む76人の民間人が、その後の72時間以内に死亡したと伝えた

出典:Airforce-technology.com

Gsh-301 30mm機関砲1門を装備。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:Airforce-technology.com

エンジンは、推力と信頼性が向上したRD-33シリーズ3。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:Globalsecurity.org

最高速度は、低空では時速約1500キロ、高高度では時速約2400キロ。実用上昇限度は、約1万7500メートル。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:The Aviationist, Globalsecurity.org

増槽3基での航続距離は約4800キロ。空中給油を1回行えば、約8000キロ飛べる。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:The Aviationist, Globalsecurity.org

ロシアは現在、約60機のミグ29SMTを保有。

MiG-29SMT

Vitaly Kuzmin

出典:The National Interest

[原文:9 photos of the upgraded MiG-29 that Russia just sent to Syria

(翻訳:忍足 亜輝)

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