ジャッキー・チェン氏お買上げ! 22億円のプライベートジェット

Legacy 500

エンブラエル レガシー500と筆者

Benjamin Zhang/Business Insider

  • エンブラエル レガシー500は、2014年に発売された中型プライベートジェット。
  • 価格は2000万ドル(約22億4000万円)。ニューヨーク~ロサンゼルス間をノンストップで飛行できる。
  • 乗客は8~12人。

どんな製品にも、優れたセールスパーソンが必要だ。エンブラエル レガシー500の場合は、ジャッキー・チェン氏。

アカデミー賞受賞経験もあるジャッキー・チェン氏は、かつて同社のブランドアンバサダーを務めたことがあり、レガシー500の中国初のオーナー。すでに同社のレガシー650も所有している。

エンブラエルによると、同氏は中国国内の移動にはレガシー500を使い、海を超える時には、旅客機ベースのより大型なレガシー650を使っている。

最近、我々はレガシー500のデモフライトに搭乗する機会を得た。ニュージャージー州テターボロ空港から、ニューヨーク州とニューイングランドの北部上空を飛び、ニュージャージーに戻ってきた。

その様子を紹介しよう。



天気の良い7月の午後、テターボロ空港に到着。シルバーとブルーのレガシー500が、空港の混雑した駐機場で我々を待っていた。

Legacy 500

Hollis Johnson


全長68フィート(約20.7メートル)、全高21フィート(約6.4メートル)、翼幅66.5フィート(約20.3メートル)。

Legacy 500、左前方からのショット

Benjamin Zhang/Business Insider


発売は2014年。ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルの最新鋭中型プライベートジェット。

Legacy 500、先端部左側面

Hollis Johnson


我々が搭乗した機はブラジル製だが、レガシー500の生産はフロリダ州メルボルンの同社工場で行われている。

Legacy 500、コックピット左側面の窓と機体ロゴのアップ

Hollis Johnson


レガシー500は、カッコいい。大きなガルフストリームG650の堂々とした機体や小さなHondaJetのユニークなデザインとは違う。言い換えれば、控えめなエレガンスを感じさせる。

Legacy 500、左前方からのショット

Hollis Johnson


ハネウェル製 HTF 7500Eターボファンエンジン2基を搭載。1基あたりの推力は7000ポンドを超える。

HTF7500Eターボファンエンジン(左翼側後方)

Hollis Johnson


さらに、補助動力装置を機体最後尾に搭載。発電やエンジンの起動を行う。

Legacy 500の機尾、左側面からのショット

Hollis Johnson


機内に入ると、レガシー500の真価が分かる。

Legacy 500

Hollis Johnson


エンブラエルによると、レガシー500の客室は同クラスの機体では最も広々としている。機体中央の通路まで出なくても、乗客が真っすぐ立てる唯一のモデルだという。

Legacy 500、客室内部の様子

Hollis Johnson


オーダーにより、座席は8~12席。

Legacy 500、客室内部の様子

Hollis Johnson


さまざまなバリエーションに対応可能。1人がけのラウンジシートや、

Legacy 500客室内に置かれた1人がけラウンジシート

Hollis Johnson


ソファを設置できる。

Legacy 500客室内に置かれたソファ

Hollis Johnson


座席は全てベッドにもなる。

Legacy 500客室内の様子

Hollis Johnson


後部には、バスルームを完備。

バスルーム

Hollis Johnson


トイレ。

トイレ

Hollis Johnson


通常時、トイレはクッション付きシートの下に隠されている。

クッション付きシート。シート部分を持ち上げるとトイレに早変わりする

Hollis Johnson


客室とコックピットの間にはギャレー。

客室前方からコックピットを撮影した写真。中間にギャレーのスペースがあることが分かる

Hollis Johnson


床面はストーンフローリング。

ギャレーの床面

Hollis Johnson


いよいよ離陸。

Legacy 500、正面前方からのショット

Hollis Johnson


前方の席に座る。後向きで激しい加速を楽しめる、めったにないチャンス。

Legacy 500客室内部の様子

Hollis Johnson


滑走路を動き出すとともにハネウェルのターボファンエンジンはうなりをあげた。だが客室内はとても静か。エンジンはパワフルだが、快適。

Legacy 500の客室内から見た左翼側の様子

Hollis Johnson


後向きに座ったので、シートではなくシートベルトに体が押しつけられた。

記者が座った座席

Hollis Johnson


巡航高度に達した後、軽い食事と、

提供された食事

Benjamin Zhang/Business Insider


シャンパン。レガシー500の最大運用高度は4万5000フィート(約1万4000メートル)。

食事とシャンパン

Benjamin Zhang/Business Insider


フライト中、エンブラエルのインテリアデザイン部門長、ジェイ・ビーバー氏と会話した。

ジェイ・ビーバー氏

Benjamin Zhang/Business Insider

ビーバー氏は、テキサスの牧場から日本の禅寺の庭園ハリウッドの魅惑からクラシックな豪華クルーザーの気品までを思い起こさせる、素晴らしいコンセプトのインテリアデザインで知られている。

ビーバー氏によると、プライベートジェットのインテリアデザインでは、ディテールが重要。例えば、わずかな微調整で、シンプルなカップホルダーがエレガントになるか、素っ気ないものになるかが決まる。

カップホルダー

Hollis Johnson

レガシー500のカップホルダーでは、プラスチック部分と化粧板の間にメタルリングを使っている。これにより、カップホルダーを取り付けるために、木材の層と金属の層を貫く穴を開けたかのように見える。

プライベートジェットは数十年にわたって使われる。そのためビーバー氏はテクノロジーを押し出さず、より時代を超越したインテリアデザインを意図している。

サイドテーブルのふたを上げた様子

Hollis Johnson


テクノロジー面では、Wi-Fi、充実した機内エンターテインメントシステム、タッチ式の客室コントロールシステムを装備。

タッチスクリーンの客室コントロールシステム

Hollis Johnson


コックピットは、15.1インチ高解像度ディスプレイ4面を備えたロックウェル・コリンズ製Pro Lineアビオニクスシステム。

コックピット内部前方の様子

Hollis Johnson


さらに、サイドスティック方式のフライ・バイ・ワイヤの操縦システムやフル・ヘッドアップディスプレイを装備。

コクピット内部上方の様子

Hollis Johnson


航続距離は約3600マイル(約5800キロ)。アメリカ東海岸から西海岸までノンストップで飛行できる。最大巡航速度は時速536マイル(約860キロ)。

Legacy 500、左側面

Hollis Johnson


[原文:I flew on a $20 million Embraer Legacy 500 private jet and understand why Jackie Chan bought one

(翻訳:Conyac

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