地図で見るアマゾン配送センター、全米に140カ所さらに拡大中

アマゾンの配送センター

Amazon's fulfillment center in Robbinsville, New Jersey.

Sarah Jacobs

アマゾンは、アメリカ全土に拡大している。

同社は現在、無数の商品を箱に詰め、送り出すために、140の配送センターを有している。

配送センターの規模は、家電やスポーツ用品を扱う大規模なセンターから、宝石のような特別な商品を扱う小規模なセンターまである。

いくつかの配送センターは、同社の出品サービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」に対応している。業者がアマゾンの配送システムを使って、商品の保管から注文処理、配送まで行えるサービスだ。顧客からの返品に対応するセンターもある。

地図を見ると、1つのパターンに気づく。配送センターは、人口の多い地域の近くに集中している。1日〜2日で配送を行うアマゾンプライムに対応するためだ。

配送センターの地図

Business Insider/Anaele Pelisson

物流コンサルティング会社MWPVL Internationalによると、アマゾンは地図以外にも、35の配送センターを計画中もしくは建設中。アマゾンは、2005年から配送センターの設置を急ペースで始めた。当時、配送センターはシアトルとデラウェアの2カ所にしかなかった。

アマゾンの配送センターは今、半自動化されている。数千人のスタッフがロボットとともに働いている。同社は先日、全米で大規模な就職説明会を開催した。今年中に新しい配送センター向けに5万人の採用を予定している。就職説明会では全米10カ所の配送センターで見学会を実施し、応募を受け付けた。期間中の8月2日だけで2万人が応募した。

配送センターでの仕事は、時給12ドル(約1300円)からスタート。だが、授業料の補助や確定拠出年金などの手厚い福利厚生制度がある。

※注記:地図上の配送センターの位置は、読みやすいように調整してあります。

[原文:This map of Amazon's warehouse locations shows how it's taking over America

(翻訳:増田隆幸)

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