イケア、3倍早く作物が育つ屋内ミニ農園を発表

イケアの屋内ミニ農園

Rory Gardiner

イケアといえば、DIYのテーブル、キッチン、キャビネットなどで知られてる。そして今、同社は自宅で野菜を収穫できる商品の開発に取り組んでいる。

イケアのイノベーションラボ、Space10は野菜やハーブを屋内で育てることができるミニ農園のプロトタイプを作成した。

Lokal(ローカル)と名づけられた屋内ミニ農園は水耕栽培方式。温度管理された箱の中にはLEDライトが設置され、トレイの上で作物を育てる。Space10は屋内ミニ農園をロンドン・デザイン・フェスティバルで初披露した。

詳しく見てみよう。



Lokal(ローカル)を使えば、誰でも葉野菜を屋内で育てることができる。

イケアの屋内ミニ農園

Rory Gardiner


葉野菜は太陽光ではなくLED照明で育つ。

栽培中の葉野菜

Nicklas_Ingemann


屋外の約3倍の早さで成長。

葉野菜

Nicklas_Ingemann


従来の農園と比較して、水の使用量を90%以上削減できるとしている。作物が早く生育するからだ。

イケアの屋内ミニ農園

Rory Gardiner


Space10はLokalで育てた葉野菜のサンプル2000個をロンドン・デザイン・ウィークで配布した。

葉野菜のサンプル

Rory Gardiner


狙いはロンドンの人たちがイケアの実験について、また水耕栽培の作物についてどう感じるかを確認すること。プレスリリースによると、プロジェクトは肯定的に受け止められた。

葉野菜のサンプル

Rory Gardiner


イケアフードサービスのマネージングディレクター、マイケル・ラクーア(Michael La Cour)氏は、Lokalはまだ開発中であり、店舗で販売するかどうかを決める段階に至っていないと語った。

サンプリング会場

Rory Gardiner


Space10は現在、作物トレイにセンサーを取り付け、Google Homeを使って作物の成長をチェックできる仕組みを開発中。AIと組み合わせれば、栽培過程を改善する方法を見つけ出すことも可能になる。

ミニ農園の全景

Rory Gardiner

イケアが農業分野の実験に取り組むのは、これが初めてではない。2016年後半、Space10は、植物や野菜、ハーブなどの栽培が可能なGrowroom(グロウルーム)と呼ばれる組み立て式の球形プランター・スタンドを公開した。

イケアは2017年2月、Growroomのデザインをオープンソース化した。

「Lokalは、地産地消の新たな形を生み出す可能性がある。自分たちが住んでいる都市内で、おいしく、栄養価が高く、ヘルシーで、一年中新鮮な作物をたくさん育てられるようになる」とSpace10のイノベーションストラテジーディレクター、ギヨーム・シャルニー・ブリュネ(Guillaume Charny-Brunet)氏は語った。

展示会場

Rory Gardiner


[原文:Ikea has debuted an indoor farm that grows greens three times faster than a garden

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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