GM
ゼネラルモーターズ(GM)の株価が3日(現地時間)、日中の史上最高値を更新した。
株価が43.70ドルに達したのは、同社が電気自動車にシフトすると発表した後のことだ。
GMは電気自動車を2023年までに20車種製造する計画。
同社の株価の上昇は前日から始まっていた。ドイツ銀行のアナリストが、GMの自動運転車の開発は投資家の予測以上に進んでいると指摘したことも、これを後押しした。同社株は2日、4.38%上昇して42.15ドルの史上最高値で取引を終え、3日も続伸している。
GMでは電動化だけでなく、完全な自動運転車の開発も進んでいる。ドイツ銀行によると、GMは補助ドライバー抜きで交通状況の複雑な都市部を走行できる自動運転車を「年単位ではなく、四半期単位」でリリースできそうだ。また、その技術を使った配車サービスで市場を席巻することもできるだろうとドイツ銀行は見ている。
GM株については、モルガン・スタンレーも強気だ。同行のアナリスト、アダム・ジョナス(Adam Jonas)氏は、GMに関心のある投資家からの問い合わせが増えていると話している。43ドルという目標価格と「買い」の投資判断が、こうした投資家の動きを後押ししているようだ。
GMの株価は今年、23.2%伸びている。
[原文:General Motors hits its highest price ever after going all in on electric cars (GM)]
(翻訳:編集部)