今からちょうど25年前の10月5日、プレミアムなビジネスノートとして知られる「ThinkPad」がIBM(当時)の大和研究所(神奈川県大和市・当時)で誕生した。レノボ・ジャパンは10月5日、ThinkPad発祥の地であるレノボ横浜大和研究所で、ビジネスノートPC「ThinkPad」の25周年を記念した限定モデル「ThinkPad Anniversary Edition 25」を発表した。
レノボによると限定モデルの発売にあたって、2015年6月25日から世界中のThinkPadファンからSNSを通じたフィードバックを開始。集められた声をもとに、外観にレトロThinkPad調のデザインを取り入れ、今回のデビューとなったという。とりわけ、根強い人気を持つバックライト付きの7列キーボード「ThinkPad Classicキーボード」、3色カラーのロゴなどに歴史的なディテールが含まれている。
性能は現代的な仕様で、CPUに第7世代Core i7-7500U(2.7GHz)16GBのメモリー、ストレージは512GBのSSD。重量は約1.69kg、バッテリー駆動時間は約6.5時間。OSはWindows 10 Pro。
ThinkPad Anniversary Edition 25は10月6日から販売を開始、国内では1000台限定のモデルになる。価格は17万9500円(税抜)だ。(文:伊藤有)