Universal
ダークな未来社会を描き、カルト的な人気を持つ映画『ブレードランナー』、その続編『ブレードランナー2049』が今週末、アメリカで公開される(日本公開は、10月27日)。
製作総指揮リドリー・スコット、監督ドゥニ・ビルヌーブの手による続編は、すでに評論家から、優れた視覚効果を駆使したSF映画の傑作と高く評価されている。
『ブレードランナー2049』の公開とともに、きっと、暗い未来を描いた、他の反ユートピア的な映画を観たくなるだろう。
反ユートピア的な映画ベスト17をチェック!
17位 A.I.
Warner Bros.
人間を愛するようプログラミングされたロボット(AI)、デイビット。病気で昏睡状態の息子マーティンを持つ母親モニカ。2人はいつしか本当の親子のようになるが、マーティンが奇跡的に回復すると事態は複雑に。
16位 マトリックス
Warner Bros.
ハッカーのネオは、ある日、テロリストのモーフィアスを出会う。モーフィスは、この世界は現実のものではないとネオに伝える。
15位 マイノリティ・リポート
20th Century Fox
犯罪が起きる前に犯人を予知し、捕らえることができるようになった社会。チームのチーフとして活躍していたジョンが、犯人として予知されてしまう。
14位 Vフォー・ヴェンデッタ
Warner Bros.
謎の男「V」は、腐敗した政府を倒すという野望をイヴィーに打ち明ける。
13位 ハンガー・ゲーム
Lionsgate
子どもたちがクジで選ばれ、殺し合う。生き残った最後の1人は「ハンガー・ゲーム」の勇者と称えられる。
12位 ガタカ
Columbia
遺伝子が全てを決める社会。劣性の遺伝子を持ったビンセントは、優秀な遺伝子を持つ男になりすます。
11位 トータル・リコール
Columbia/TriStar
毎晩、火星に行く夢を見るクエイドは、休日に「記憶を売る」リコール社で火星旅行を楽しむ。だが火星の夢は夢ではなかった。
10位 26世紀青年
20th Century Fox
ペンタゴンによる冬眠実験に参加した男が500年後に目を覚ますと、そこには知能が低下した世界が。コメディ映画だが必見。
9位 ウォーリー
Disney/Pixar
ゴミ処理ロボット「ウォーリー」は、荒廃した地球を捨て、宇宙に逃れた人間が残したゴミを1人で片付けている。
8位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
Warner Bros.
わずかな水とガソリンを巡るバイオレンス。衝撃的なシーンが繰り広げられる。ラストは?
7位 スノーピアサー
RADIUS - TWC
地球温暖化を防ぐ試みが失敗し、氷河期を迎えた地球。生き残ったわずかな人類は、富裕層が前方に、それ以外は後方に押し込められた1台の列車「スノーピアサー」に乗り、移動を続けている。
6位 ソイレント・グリーン
MGM
2022年(映画の製作は、1973年)、人口は過密となり、資源は枯渇している。人々はソイレントという謎の食品で栄養を取っている。
5位 ロブスター
A24
すべての大人は、カップルになることが求められている。45日以内にパートナーを見つけられなければ、動物に変えられてしまう。
4位 トゥモロー・ワールド
Universal
戦争が続き、人類に子どもが生まれなくなった未来。ゲリラグループ「フィッシュ」は、身ごもった女性と出会い、彼女を安全な場所で守ろうとする。
3位 時計じかけのオレンジ
Warner Bros.
ギャングのリーダー、アレックスは刑期の短縮と引き換えに、科学的な実験に参加し、模範的な人間として社会復帰を果たすが。
2位 ブレードランナー
Warner Bros.
未来のロサンゼルス。4体の人造人間「レプリカント」が脱走し、地球に侵入。元ブレードランナーのデッカードが4体を追う。
1位 未来世紀ブラジル
Universal
コンピューターによる管理が徹底した「ブラジル」。事務的なミスで、無実の男が捕らえられてしまったことを修正しようとするが。
[原文:RANKED: The 17 best dystopian movies of all time]
(翻訳:増田隆幸)