街がなくなった。カリフォルニアの山火事被害を示す2枚の写真

カリフォルニア州サンタローザの牧歌的な風景は炎に包まれ、州北部のワイン産地は大きな被害を受けた

強風の影響で多数の山火事が発生し、ぶどう園やワイナリーで知られるナパとソノマにも広がった。火災は少なくとも1500の家屋、オフィスなどを焼き尽くした。事態は州史上、最悪の火災と呼ばれるものになっている。

サンタローザは特に大きな被害を受けた。コフィーパークと呼ばれる地域は、約3キロにわたって一戸建て住宅が広がる地域だが、ほとんどが焼失した。火災前後の写真を比べてみると、被害の大きさが分かる。

火災の前

火災の前の写真

Google Earth

火災の後(9日)、跡形もなくなった

火災の後の写真

10月9日に撮影された航空写真

California Highway Patrol/Golden Gate Division via Reuters

サンフランシスコ・クロニクルは9日(現地時間)、1980年代に建てられた一戸建て住宅の地域がほぼ全域焼失したと伝えた。約8000人の住民が暮らしていた。

被害の全容は不明だ。

山火事の影響で2万人が避難したと見られている。ソノマ郡だけで20カ所以上の避難場所があるが、どこもすでにいっぱいだ。

[原文:Before-and-after photo shows the devastation of fires raging through California's wine country

(翻訳:増田隆幸)

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