なぜLINE Payカードは「店頭販売中止」なのか?LINE広報の回答

LINE Payカードの写真

2016年11月にJCBとの協業で登場した「LINE Payカード」が店頭販売を終了する。終了するのは店頭販売のみで、郵送での販売は継続するなど、事業の状況にはやや不透明な点がある。Business Insiderの取材にLINE広報が回答した。一問一答形式でまとめた。

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Q.1 LINE Payカードが「店頭」販売を終了する理由は。例えば本人確認などについて何か問題があったのでしょうか?

A1.(LINE広報)

POSAカード販売中止と本人確認には直接的な関係はなく、LINE Pay事業の選択と集中の一環としてカード発行を郵送に集中する判断をしました。

店頭では「LINE プリペイドカード」も販売しており、LINE Payの「LINE Pay カード」との違いがユーザーにとって紛らわしくなっていること、店頭販売用のLINE Pay カードは売り場のスペースの関係からデザインが1種類ですが、郵送では6種類のデザインからお選びいただけるようになっており、LINE Pay カードはそのデザイン性も高くご支持いただけているポイントでもあるため、郵送のみといたしました。

Q2. 購入済みカードは6カ月が有効期限だと理解しております。ユーザーが何らかの制限を受けることがあれば、その内容をおしらせください。

A2.(LINE広報)

こちらは新規購入いただいた後にアクティベートしていただく猶予が6カ月ということですので、すでにご利用いただいているユーザー様には直接的影響はございません。

Q3. 今後、LINE Payカード再販の可能性はあるのでしょうか?

A3.(LINE広報)

今後店頭でのLINE Pay カードの再販予定はございません。郵送でのお手続きとなります。また、LINE プリペイドカード(スタンプなどを購入いただけるプリペイド式カード)はLINE Payのサービスとは別途今後も販売してまいります。

Q4. 店頭でのカード販売終了による、LINE Pay事業そのものへの影響をお聞かせください。

A4.(LINE広報)

LINE Pay事業への影響は軽微と考えています。今後もLINE Pay事業戦略にあわせたプロモーションを企画してまいります。

(文・伊藤有)

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