「iPhone 8の不振は買いのチャンス」アップル株の購入を薦めるアナリストの言い分

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iPhone Xの予約は、今週27日(金)にスタート。

YouTube/MKBHD

  • iPhone Xの事前予約が始まる27日よりも前にアップル株を購入すべきと投資銀行ドレクセル・ハミルトン(Drexel Hamilton)のアナリスト、ブライアン・ホワイト(Brian White)氏は述べる。
  • アップルの株価は19日(現地時間)、同社がiPhone 8の生産量を削減するという報道を受け下落。
  • ホワイト氏は、アップルに対して最も強気のアナリストとして知られる。

アップルの株価は19日(現地時間)、同社がiPhone 8の生産量を削減する見込みと伝えられたことを受けて下落した。

だが、ホワイト氏は恐れない。「iPhone 8の不振は買いのチャンス。iPhone Xに賭けるべき」と述べた。

同氏はアップルに対して最も強気なアナリストだ。ブルームバーグのデータによると、予想株価は208ドル、現在の155.70ドルより33%高い数字だ。

「今朝、iPhone 8/8 Plusの生産量削減の報道を受けてアップルの株価は下落した」と同氏はクライアント向けの文書に記した。

「27日の事前予約開始とともにiPhone Xの需要は盛り上がる。同社の株は買いだ」

11月3日に発売されるiPhone Xは、ホリデーシーズンを迎える1年で重要な四半期に売り出される、最先端かつ最も高額なiPhone。価格は999ドルから、最新の顔認識機能と有機ELディスプレイを搭載している。

投資家はアップルがホリデーシーズンの需要に対応し得るだけのiPhone Xを生産できるかどうか、また同様にアップルファンが、iPhone 8の購入を見送るのかどうかを見極めようとしている。

「iPhoneの需要に関して、変動要素は数多くある。見落としてはいけない」とホワイト氏は記した。

「例えば、当社のアメリカでの調査や中国視察ツアーでの皆の関心事から分かったことは、消費者はiPhone Xを待ち望んでいるということ。さらに、iPhone 8/8 Plusの発売によって値下げされたiPhone 7/7 Plusは、需要を喚起し利益を生み出していると確信している」

[原文:The most bullish Apple analyst says to 'buy into the iPhone 8 gloom and doom ahead of the iPhone X'

(翻訳:梅本了平)

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