Samantha Lee/Business Insider
ストレッチのやり方は様々だ。
だが、筋肉を痛めずに柔軟性を高め、怪我から身体を守るのに「最適なストレッチ」とは、どのようなものだろうか?
Business Insiderは、ニューヨーク大学の理学療法の教授で、『アンチエイジングフィットネス —— 40歳からはじめる加齢に負けないからだづくり(原題:Age Defying Fitness』の著者マリリン・モファット(Marilyn Moffat)氏に、誰にでもできる基本的なストレッチを教わってきた。
イラストを使って、紹介しよう。
※途中で具合が悪くなったり、あらかじめ身体に痛みなどがある方は、これらのストレッチを控えてください。
まず初めに、姿勢を正して座ります。
顎を下に引いてください。首が背骨に沿って真っ直ぐになります。
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首を左右に回しましょう。左右でそれぞれ30〜60秒ほど、その状態をキープします。これは他のストレッチでも同じ。
首をゆっくり右に回して、そのままキープ。顔を正面に戻し、左側も繰り返します。
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首を傾けるストレッチでは、左手で頭の右側を抑えながら左に倒します。もう一方の手は椅子を掴むか、自然に下ろしましょう。
右側に首を傾ける時は、右手で左耳の近くを軽く押さえます。左右、両方行いましょう。
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姿勢を真っ直ぐに保ち、体を左右に回しましょう。ここでも同じ状態を30〜60秒ほどキープします。
手を交差して肩の奥を見るように右に回しましょう。正面に戻って、左側も行いましょう。
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体を後ろに倒して伸展。背筋を少し伸ばすくらいで十分です。倒し過ぎないでください。
体を少し後ろに倒して背筋を伸ばしましょう。
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体側のストレッチはこちら。
反対側の腕を頭上で斜めに伸ばしながら、体を少し横に倒します。反対側も行いましょう。
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シンプルな前屈です。
椅子に座ったまま前にかがみましょう。首を痛めないように注意してください。
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背中で手を組むストレッチ。イラストのように、上の手は手のひらを背中側に、下の手は手の甲を背中側に向けてください。
猫背にならないように、手を繋いでみましょう。手を入れ替えて反対側も行います。
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立ち上がって、大腿四頭筋のストレッチです。
つま先を掴んで、膝が真下を向くように膝を曲げましょう。脚を入れ替えて反対側も行います。
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アキレス腱のストレッチ。脚の裏側を伸ばすようにしましょう。特にふくらはぎの周辺を伸ばしてください。
足の親指を壁に向け、両足を床につけましょう。前の足の膝を壁に向かって曲げます。脚を入れ替えて反対側も行いましょう。
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今度はマットを敷いて横になってください。股関節のストレッチです。曲げていない方の脚は床にしっかりとつけたままにしてください。
片脚を真っ直ぐに伸ばし、反対側の膝を胸に近づけましょう。脚を入れ替えて反対側も行います。
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大腿四頭筋のストレッチ。トレーニングチューブを使えば、脚をさらに高くあげて伸ばすことができます。
一方の足の裏を地面につけ、反対側の足を天井に向かって伸ばしましょう。角度は90度が理想です。反対側も行いましょう。
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最後は太ももの裏側のストレッチ。きつく感じる場合は、組んでいない方の脚を少し身体から離してみましょう。
首と背中は地面につけたままで、右足を曲げて左足の膝の上のももにのせましょう。脚を入れ替えて反対側も行います。
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[原文:12 everyday stretches that will help you stay flexible and fit at any age]
(翻訳:梅本了平)