YouTubeチャンネル「PhoneBuff」を運営するデイビッド・ラヒミ氏がiPhone 8 PlusとPixel 2 XLをテスト。
David Rahimi/PhoneBuff
- iPhone 8 PlusはPixel 2 XLよりも速かった。これは、iPhoneBuffを運営する人気YouTuber、デイビッド・ラヒミ(David Rahimi)氏によるスピードテストの結果だ。
- スピードテストは科学的なものではなく、一連のタスクをどれだけ短時間に完了できるかというもの。
- iPhone 8 Plusはいくつかのテストで優秀な結果を残したが、PhoneBuffのスピードテストで最速の端末というわけではない。
iPhone 8 Plusはわずかではあるが、スピードテストでグーグルのPixel 2 XLを打ち負かした。
デイビッド・ラヒミ氏が運営するYouTubeチャンネル「PhoneBuff」では、最新鋭のスマートフォンが発売されるたびにスピードテストを行っている。
スピードテストは2つの端末で同じ一連のタスクを実行し、タスクを完了するのにどれだけ時間がかかったのかを計測するというもの。
差は通常は数秒程度、実際の利用シーンでその違いに気づくことはほとんどないだろう。だが、テストはそれぞれの端末の性能を知る良い手がかりになる。
今回のテストでは、iPhone 8 PlusはグーグルのPixel 2 XLに最初のラップで7秒、全体では5秒の差をつけた。
Pixel 2 XL(左)は2回目のラップを5秒遅れで終え、iPhone 8 Plus(右)が2分5秒で勝利した。
PhoneBuff
PhoneBuffのテストでは、2つの端末のラップタイムをより正確なものにするために複数回計測し、CUPやGPU、RAMの性能をチェックする。
テスト項目には負荷の軽いものから重いものまで、つまり、計算機やカメラの起動から、ゲームや動画処理アプリの起動までがある。
iPhoneはハードウエアとソフトウエアを一貫する設計思想のおかげで、PhoneBuffのスピードテストで数年間トップに君臨し続けた。だが、最近ではOnePlus 5やサムスンのGalaxy Note 8にその座を明け渡している。
iPhone 8 PlusはGalaxy Note 8を打ち負かすことはできなかったが、これは出荷時にインストールされていたiOS 11のバージョンが理由かもしれない。
最初のスピードテストでは完了までに約2分8秒かかっていたが、最新のソフトウエアアップデートで約3秒ほどタイムを短縮している。
PhoneBuffによるスピードテストの動画は以下。
[原文:Watch the iPhone 8 Plus and Google's Pixel 2 XL battle it out in a speed test]
(翻訳:塚本直樹)