WeWork Japan 2018年7月に東京でクリエーターアワード

ニューヨーク発のコワーキングスペースで2018年2月に日本でサービスを開始する「WeWork(ウィーワーク)Japan」は、2018年7月に東京で、新しいアイデアや事業に賞金を与える「クリエーターアワード」を開催する。WeWork Japanのクリス・ヒルCEOが16日に都内でスピーチした。

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weworkは2018年7月に東京でクリエーターアワードを開催する。

WeWorkは、2017年からクリエーターアワードを始め、アメリカ、イギリス、アイルランド、メキシコ、ドイツ、イスラエルなどの6カ国の8地域で開催。

2017年は、プロジェクトを始動する「INCUBATE」や「LAUNCH」、事業を世界に拡大する「SCALE」の3部門を設けた。「LAUNCH」と「SCALE」の各都市でのファイナリストは、ニューヨークで開催する世界大会に進出できる。賞金はSCALEが最も高く、18万〜36万ドル。

ヒル氏は16日、「TechCrunch Tokyo2017」に登壇し、「2000万ドルの賞金を社会に還元しようと昨年、クリエーターアワードを考えた。まさに世界を変え、よりより場所にする効果があることに賞金を出そう」と経緯を説明した。

「今晩ニューヨークでファイナルが開催される。グローバルのクリエーターアワードが選ばれる」と話し、「2018年は賞金を10倍にしたい」と抱負を語った。さらに「来年7月に東京でも開催するので、日本からも参加をお願いしたい」と呼び掛けた。

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2018年のアワードは賞金を2倍にして、日本からの参加にも期待をするクリス・ヒルCEO。

WoWork Japanは、六本木(Ark Hills South)と銀座(GINZA SIX)、新橋(候補地は非公開)に拠点をオープンさせる。このほか、国内の8カ所も候補地に上がっている。六本木、銀座、新橋の3拠点は4000社を超える問い合わせがあり、六本木はすでに会員数の8割が埋まっている状況。

WeWorkは、アメリカを中心に世界の約170拠点で展開する。企業価値は200億ドル(2.2兆円)とも言われ、アメリカを代表するユニコーン企業としても名高い。

(文・写真:木許はるみ)

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