Court filing
- アップルは秘密主義で知られている。通常、製品の初期段階のプロトタイプなどは公開しない。
- だが2012年、サムスンとの裁判においてiPhoneの初期デザインについて社内資料が公開された。
- 裁判は現在も続き、終息の兆しは見えない。裁判所は先週、新たな審理が必要との判断を示した。
先週、アップルとサムスンの裁判は新たな段階を迎えた。裁判所がサムスンが初代iPhoneのデザインを盗用したかどうかについて、新たな審理を求めたのだ。
昨年、連邦最高裁判所はサムソンに対して3億9900万ドルの支払いを命じたが、10月29日(現地時間)、地方裁判所のルーシー・コー(Lucy Koh)判事は新たな審理を命じた。サムスンはすでにアップルに5億4800万ドルを支払っている。
裁判は5年にわたって続いている。「引退するまで続けたくない」とコー判事は、先週始めの公聴会で語った。
アップルファンならデザイン特許に関する裁判は、過去にもあったことを覚えているだろう。だが、同社のデザインプロセスがここまで明らかになったのは初めてのことだった。2012年、サムスンはアップルが新製品をどのように形にしていくかを明らかにする資料を提出した。スケッチ、メール、データの中に、iPhoneの数多くのプロトタイプデザインがあった。
プロトタイプデザインには、iPadのデザインや初期段階のiPhoneと思われるものが含まれていた。また製品化されなかったものの、MacBook Airに似たアルミニウムボディや、8面の四角いiPhoneなど興味深いデザインもあった。
「アップルはいくつかのデザインを公開しないでおくこともできたはずだが、同社の意図よりも、明らかに多くのものが公開された」とジャーナリストのイーナ・フライド( Ina Fried)氏は当時、AllThingsDに記した。
コー判事は、両社に新たな証拠の提出を許可したが、今回は、これらのプロトタイプよりも興味深いものは出てこないだろう。
プロトタイプの画像を見てみよう。
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[原文:Check out these photos of all the different iPhone prototypes Apple created]
(翻訳:増田隆幸)