グーグルが11月限定の無料コワーキング「テレワークラウンジ」を六本木にオープン


Google Telework Lounge

グーグルが11月にオープンさせる「Google Telework Lounge」。在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィスを体験できる。

グーグルは、11月1日〜30日、テレワークを体験できる「Google Telework Lounge」を、六本木ヒルズノースタワー1階にオープンする。ビデオ会議ができる個室や子連れに対応したエリアなどに、約70席を設ける。31日にプレス向けの内覧会があり、山本裕介ブランドマーケティングマネージャーは、「1度でもテレワークをしてみると、働く人、企業の意識が変わる。社員にトライさせたいという声をもらっているので、トライアル場所として使って欲しい」と呼び掛けた。1日の利用者は200人程度を見込んでいる。

子連れスペースで在宅勤務

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在宅勤務を体験できるリビングスペース。実際の在宅よりもオシャレ感が強すぎる印象も。

Google Telework Loungeは、ビデオ会議ができる4〜6人向けの会議室が2室、1人用の完全個室も6室、半個室やオープンスペースもある。

子供が座りやすいハイチェアを置いた窓際の空間や、在宅勤務を体験できるようにリビングを再現したエリアもある。代表的なテレワークのスタイル「モバイルワーク」「サテライトオフィス」「在宅勤務」の3種類の空間を用意した。

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テレワークの課題を説明する山本裕介氏。ハロウィン仕様でコスプレをしている。

グーグルは2014年から、女性の復職を応援するキャンペーン「Womanwill」(ウーマンウィル)や働き方改革の実証実験を1100社以上と行なってきた。2016年には、1〜2カ月、在宅勤務を経験する取り組みを、31社、約2000人と実施した。

グーグルが参加者にアンケートした結果、在宅勤務を経験する前後で、「在宅勤務でできる仕事は限られる」と答えた人は、47.1%から11.8%に減少、「業務に支障が出る」と答えた人は、32.9%から2.9%まで減った。

山本氏は「体験する前はテレワークに固定化したイメージがある。月に1度でもやってみると、意識が変わることが、データとしても出てきている。 経験としてもらうのは意味がある 」とトライアル空間の意義を説明した。

テレワークの内容を知っているは36%に留まる

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グーグルのデバイスを使ってビデオ会議ができるミーティングルーム。

一方、2017年に20〜50歳の事務系職員の男女にネット上でアンケートをすると、「テレワークという言葉を聞いたことがある」と答えた人は74.5%いたが、「テレワークの内容を知っている」という人は、36.3%に留まった。会社でテレワークが認められている人の割合は18%と低く、テレワークの認知や導入の課題が浮かんだ。

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子どもが飽きないように窓際に設置された、子供用のハイチェア。

月に1度、週に1度以上の利用者ともに、9割前後がテレワークの継続を希望していた。 「どれくらいの頻度で在宅、テレワークを許可するか悩んでいる会社があるが、 月に1度の利用でも社員は満足して継続を希望している」と山本氏は話し、 Google Telework Loungeがテレワークの契機となるよう期待していた。

グーグルは、Google Telework Loungeの利用者にアンケートを行い、集計結果を公表する。期間中は働き方改革の専門家によるセミナーもある。

Google Telework Loungeは、平日午前9時~午後5時30分、土日祝日は午前10時~午後5時30分。誰でも利用が可能。会議室などは予約が必要。(文、撮影・木許はるみ)

関連サイト:Google Telework Lounge紹介ページ

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