年を取るのも悪くない? 50歳を過ぎてからピークを迎える7つのこと

笑顔の老夫婦

REUTERS/Michelle McLoughlin

年を取るのは、恐ろしいことのようにも思える。だが、科学者たちは、人間のさまざまな特徴や能力は、50歳の誕生日を迎えた後に、ピークを迎えることを発見した。

例えば、身体イメージが最も良くなるのも、他人の感情を最も良く理解できるようになるのも、人生も後半になってからだ。

あなたが今、人生の最盛期が過ぎ去っていくことを心配しているなら、まだまだピークはこれからだ。その証拠を紹介しよう。

計算能力は50歳前後でピークに達する

黒板で計算する人々

Dean Mouhtaropoulos/Getty Images

2015年のある研究によると、約4万9000人の被験者の中で計算能力が最も高かったのは、50歳前後の人々だった。パターン認識や記憶力に関するテストでは、比較的若い被験者が勝ったが、シンプルな計算問題では年長者がより良いパフォーマンスを見せた。

他人の感情を最もよく理解できるのは50代

遠くを見つめる女性

Strelka Institute for Media, Architecture and Design

計算能力のピークが50歳前後であることを示した先の研究では、他人を理解する洞察力について調査するため、1万人を対象に、人間の目の周りだけを切り取った写真を見せた。

研究者らは、目を見るだけで他人の感情を正しく認識する能力が最も高いのは、50代の人々であることを発見した。

知恵は60歳を超えてから、ピークに達する

アインシュタイン

Rob Ludacer

人は年を取るごとに、確かに賢くなるようだ。

2010年のある研究によると、さまざまな観点を考慮し、不確実性を推定し、解決策を思い描いて、対立する問題を最も良く分析できたのは、少なくとも60歳の人だった。

人生の満足度は69歳で最高に

お酒と食事を楽しむ老人

Tim Graham/Getty Images

人生の満足度には、実は2回ピークがある。1回目は23歳前後、2回目は年を取ってからだ。

17歳~85歳のドイツ人、2万3000人を対象に行われた調査によると、「あらゆる事柄を考慮した上で」23歳と69歳の人々が最も自身の人生に満足していることが分かった。

語彙力は60代後半~70代前半でピークに達する

辞書

AP/Bebeto Matthews

約4万9000人を対象とした先の2015年の研究は、被験者に一連のテストを課し、人間の語彙力が60代後半~70代前半で最も高くなることも発見している。

抽象概念の間の関係性に気付くのが早いのは、より若い層の人々だったが、年長者グループは、言葉の定義に関する複数選択式のテストで最も良い結果を残した。

身体イメージは、70歳を超えてから最も良くなる

緑のドレスを着た女性

Jason Merritt/Getty

ギャラップの調査によると、65歳以上のアメリカ人の3分の2が、自身の見た目が好きだと答えた。

男性の自己認識は80代前半でピークに達するようで、約75%の人は「自分の身体的な見た目について、常に心地良く感じている」と回答している。 女性で同様に回答したのは70%弱で、74歳前後の人々だ。

精神的な健康のピークは82歳前後

笑顔の老夫婦

REUTERS/Michelle McLoughlin

2010年のある研究では、被験者に10段のはしごを思い浮かべてもらった。一番上の段(10段目)が考え得る最高の人生、一番下の段(0点)が最悪の人生として、今の自身の人生が何段目に位置するかを尋ねた。

すると、被験者のうち最も年長のグループ(82歳~85歳)が、最も高い平均値となる約7段目と回答した。(最も低かったのは、50歳前後の人々で、約6.3段目と回答している)

〔原題:7 things you peak at in life after age 50, according to science

(翻訳:一柳優心/編集:山口佳美)

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