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“興行収入”で比較する2017年アカデミー賞「作品賞ノミネート作品」

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『ラ・ラ・ランド』はもっとも注目されているが、興行成績でトップではない。

Summit Entertainment

アカデミー賞作品賞ノミネート作品は確かに注目はされるが、実際、興行収入はそんなに伸びていない。

今年ノミネートされたいくつかの作品は、劇場で大きなビジネスにならなかった。これは、2017年のノミネート作品の相当数が、「宣伝予算の少ないインディーズ映画」だったからだ。

そこで、2017年の作品賞にノミネートされた全作品の製作費を調べ、映画データベースMojoによる当該作品のアメリカ国内の総興行収入と比較してみた。

『ムーンライト』や『最後の追跡/ Hell or High Water(原題: Hell or High Water)』『LION/ライオン~25年目のただいま~』を含むいくつかの映画は超大作の興収に遠くおよばないものの、ノミネートされたすべての作品は予算を上回っており、損失は出なかった。

『Hidden Figures(原題)』は感動的な実話とスター揃いの俳優陣により、ノミネート作品の中でもっとも商業的に成功すると見られていた。このため、同作品がアメリカ国内でもっとも興収が高かったことは驚くことではない。黒人女優たちが主役の、予算も控えめな映画が素晴らしい業績を収めてもだ。

『ラ・ラ・ランド』も過去最多14部門ノミネートとともに商業的にも成功し、アカデミー賞獲得へ大きくアピールした。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの主役への抜擢、スタイリッシュでモダンなミュージカル映画は確かに“当たり”だった。

ノミネート作品の中で興行成績3番手の『メッセージ(原題: Arrival)』はおしゃれなSF映画のコンセプトとマーケティング戦略、エイミー・アダムスやジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーといったスター俳優の起用が有利に働いた。また、同作品はノミネート作品の中でもっとも高い製作費だった。

2017年アカデミー賞作品賞ノミネート作品の興行収入および製作費は以下。

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BI Graphics

source:Mojo、Summit Entertainment

[原文:How successful the Oscar best picture nominees really were at the box office

(翻訳:須藤和俊)

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