ついに所属するべき世代ができた。
ABC
- ゼニアル世代は、1977年から1985年に生まれた「極めて短期間の世代」。
- 子どもの頃に流行っていたコンピューターゲームから「オレゴン・トレイル世代」とも呼ばれる。
- ゼニアル世代は、学生ローンの返済と失業などが重なり、景気後退の影響を最も大きく受けたとされる。
どっちつかずは微妙だ。
自分はミレニアル世代ではないが、かと言ってジェネレーションX(X世代)でもないと感じている人は、ゼニアル世代かも知れない。ゼニアル世代とは、1977年から1985年に生まれた「極めて短期間の世代」を指す言葉だ。
この言葉は2014年、Good Magazineでサラ・スタンコーブ(Sarah Stankorb)氏が生み出した。最近、再び話題になっており、この世代に属している人たちは「オレゴン・トレイル」や折り畳み式の携帯電話を懐かしみ、頻繁にツイートしている。有名な辞書のメリアム・ウェブスターも「ゼニアル」を「観察中の単語」の1つとしている。
Business Insiderはゼニアル世代の特徴を定義し、それ以前、以後の世代とどう違うのかをまとめた。
ゼニアル世代の多くは20代になって初めて携帯電話を手に入れた。それ以前は友だちと電話で話すときは、友だちの家に電話をかけ、友だちの親と話さなければならなかった。
Flickr / Billy Brown
出典 : GOOD Magazine
20歳になる頃までに音楽業界は完全に変わった。カセットテープを買う代わりにナップスターで曲をダウンロードした。
Greg Gjerdingen/Flickr
出典 : Social Media Week
ジェネレーションXほどシニカルではないが、ミレニアル世代ほど楽観的でもない。
Strelka Institute for Media, Architecture and Design/flickr
出典 : Vogue
自分がゼニアル世代かどうか知りたければThe Guardianのクイズに答えてみよう。「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」グッズを持っていたかどうか、ミックステープを作ったことがあるか、自動車電話が流行ったことを覚えているかどうかなどの質問が並んでいる。
Wikimedia Commons
クイズはこちら(英語)。
出典 : The Guardian
(翻訳:まいるす・ゑびす/編集:増田隆幸)