F-15に乗り込むイスラエル空軍のパイロット。11月8日。
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イスラエル空軍史上、最大の多国籍演習「ブルーフラッグ2017(Blue Flag 2017)」が、同国オブダ空軍基地(Ouvda Air Force Base)で行われた。
8カ国から約1000人が参加、演習は「激しい空中戦と多国籍軍による共同作戦を可能な限り現実的にシミュレートすること」が狙い。戦闘機、ドローン、ヘリコプター、対空ミサイル、さらに陸上部隊も参加した。
ブルーフラッグ2017には今年、ドイツ、インド、フランスが初めて参加した。これまではイスラエル、アメリカ、ポーランド、イタリア、ギリシャが参加した。
オブダ空軍基地の司令官は、ドイツが参加することには特別な意味があると述べた。
「ドイツ空軍の戦闘機が我軍の格納庫に入っていった。この日を忘れることはないだろう」とイワマール大佐はイスラエル・タイムズに語った。
8カ国の空軍による演習の様子を見てみよう。
ブルーフラッグ2017はイスラエル史上、最大の空軍演習となった。
Associated Press
リアルな空中戦と対空ミサイルに対する防御をシミュレートすることが目的。
Associated Press
演習は空中戦に限らない。インド空軍の特殊部隊「ガルダ(Garud)」とイスラエル空軍の特殊部隊による共同訓練。
Israeli Air Force
ドイツ、インド、フランスの空軍が初めて参加。オブダ空軍基地の上空を飛ぶドイツ空軍のユーロファイター タイフーン。
Associated Press
フランス空軍は同国が誇る「ミラージュ2000D」の能力を見せつけた。
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ミラージュ2000の別カット。デルタ翼が特徴。
REUTERS/Amir Cohen
アメリカ、ポーランド、イタリア、ギリシャも存在感を示した。アメリカ空軍のF-16。
Reuters
もちろん、最も多く参加したのはイスラエル空軍(IAF)。
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訓練開始を待つイスラエル空軍のF-16。
Associated Press
[原文:8 countries took part in Israel's largest-ever air drill — here are the impressive photos]
(翻訳/編集:増田隆幸)