ウォルマートのブラックフライデーセールは大人気だ。毎年、店舗には大勢の客が押し寄せ、商品をめぐる争いが起こることもある。悲しいことに、2008年には買い物客に押し倒されて下敷きになり、従業員1人が命を落とすという事件がニューヨーク州ロングアイランドの店舗で起きた。
我々はブラックフライデーセールの初日に、ジョージア州ダブリンのウォルマートを訪れた。大混乱を予想していた。だが、違った。
セール開始の5分前に到着した。開始は午後6時だ。
Business Insider/Hayley Peterson
店内には多くの人がいたが、驚くほど落ち着いた雰囲気だった。
Hayley Peterson/Business Insider
我々が予想していたような殺気立った雰囲気は全くなかった。皆とても静かで、奇妙なほどにシリアスだった。
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商品をめぐる争いもなく、急いでいる様子も感じられない。店内を歩くペースもゆっくりだ。
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ウォルマートがセールのために商品を十分用意したこともその一因だろう。我々が店内にいる間に、目玉商品が売り切れることはなかった。
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混雑を抑えるために、テレビのような高額商品にはリストバンドを配布していた。
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リストバンドを受け取った客は、列に並び、商品を受け取っていた。
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特に家電売場での混雑を抑えるために、ウォルマートは2年ほど前からこの方法を採用している。
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この方法は効果的だった。買い物客が家電売場に集中しなくなった。
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通路にテープを張り、客の流れを規制していた場所もあった。
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警察官も店内の誘導を行っていた。店の前には10台のパトカーが停まっていた。そして、あちこちに警備員が配置されていた。
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全体的には、巧みに整理され、驚くほどおとなしいセールだった。
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[原文:We went to Walmart for Black Friday — and it was nothing like we expected]
(翻訳:まいるす・ゑびす/編集:増田隆幸)