IPOから半年弱で、株価は70%近く下落 —— ブルーエプロンのCEOが辞任

食材キット

Blue Apron

  • アメリカの食材キット宅配サービス大手ブルーエプロン(Blue Apron)の共同創業者でCEOのマット・ サルズバーグ(Matt Salzberg)氏が、辞任した。
  • 後任は、CFOのブラッド・ディッカーソン(Brad Dickerson)氏。
  • ブルーエプロンの株価は、今年6月のIPO以来、70%下落している。

ブルーエプロンの共同創業者マット・サルズバーグ氏が、同社の社長兼CEOの座を退いた。同社のプレスリリースで明らかになった。後任には、CFOのブラッド・ディッカーソン氏が就任する。

「創業以来、ブルーエプロンのCEOを務めてきたことは、この上なく光栄なことだった。我々がチームとして、この5年でともに成し遂げてきたことの全てを本当に誇りに思う」サルズバーグ氏はリリースの中で述べている。「取締役会とわたしは、ブラッドがこのモメンタムを前進させる適任者だと確信している」

ブルーエプロンの株価は、同社が今年6月末に株式を公開して以来、下落し続けている。顧客の囲い込みアマゾンとの競合が懸念される中、その株価は70%近く下がった。

同社は10月、「全社規模での再編」として、全従業員の約5%にあたる数百人規模のレイオフを公表していた。

CEO辞任の報道を受け、ブルーエプロンの株価は3.05ドルと、2%上昇した。

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Markets Insider

[原文:Blue Apron's CEO is out (APRN)

(翻訳/編集:山口佳美)

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