燃え続ける山火事の中、ハイウエイ101を走るトラック。2017年12月5日(現地時間)、カリフォルニア州ベンチュラ。
AP Photo/Jae C. Hong
- カリフォルニア州南部のベンチュラで発生した山火事は、ロサンゼルスの周辺6万エーカーに延焼。
- 12月6日(現地時間)、ハイウェイを走行中の車内から山火事の様子を捉えた動画が投稿された。
- 12月4日に山火事が発生し以降、数千人の人が避難している。
バニティ・フェアの特派員は12月6日(現地時間)朝、ハイウェイを走行中に、ロサンゼルスの山火事の様子を撮影。ビデオには山火事に包まれる丘陵が映っている。
山火事はカリフォルニア州サンタ・ポーラ近くで4日に発生し、20万人に避難勧告が出された。火はすでに多くの建物や施設を焼き尽くしている。
「ロサンゼルス空港に向かう途中、ゲッティ出口近くで山火事のために405号線が通行止め」とヴァニティフェアの特派員レベッカ・キーガン(Rebecca Keegan)氏は6日、ツイートした。
「車の窓が熱い。ロサンゼルスが無事でありますように」
ハリケーンのような強い季節風サンタ・アナが山火事をあおり、ロサンゼルスから100キロほど離れたベンチュラ郡の大半、6万エーカー以上に広がっている。
「山火事はまさに爆発的に拡大している」とベンチュラ郡消防局長マーク・ローレンゼン(Mark Lorenzen)氏はAP通信に語った。
「このような強風の時に消防士ができることは、先頭に立って人々を避難させ、建物を守ることだ」
(翻訳:本田直子/編集:増田隆幸)