空母ジェラルド・R・フォードの上空を飛ぶ、F/A-18Fスーパーホーネット。
U.S. Navy photo by Erik Hildebrandt
2017年、アメリカ海軍にとって、当然のことながらさまざまな出来事に満ちた年だった。
ジョージ・ワシントン、ジェラルド・R・フォードなどの新しい空母が就役。ミサイル駆逐艦フィッツジェラルドとジョン・マケインは衝突事故に巻き込まれた。アメリカ本土やプエルトリコで発生したハリケーンの被害者を支援し、過激派組織ISISやシリアを巡航ミサイルで攻撃した。
だが、これらはほんの一部。2017年の年末、今年撮影されたアメリカ海軍の任務と責務を浮き彫りにする写真をまとめた。見てみよう。
任務から母港に戻り、甲板に積もった雪の上に寝転がる空母ドワイト・D・アイゼンハワーの海兵たち。1月7日。
US Navy
南シナ海をパトロールするミサイル駆逐艦ジョン・S・マケイン。この海域の安全保障の一翼を担う。1月22日。
US Navy
沖縄のジャングル戦闘訓練センターの耐久コースで、泥水の中を移動する機動建設部隊の兵士。2月17日。
US Navy
南シナ海でのパトロール後、空母カール・ビンソンに着艦する早期警戒機ホークアイ。3月3日。
Associated Press
強襲揚陸艦マキン・アイランド、アラビア海を航行中。3月3日。
US Navy
ダメージコントロールチームがパイプ修理を訓練。ミサイル駆逐艦バリーのヘリ甲板。3月5日。
US Navy
C-130ハーキュリーズから飛び出すパラシュート・デモンストレーションチーム「リープ・フロッグス(Leap Frogs)」。ミシシッピ州ビロクシ高校の上空。4月6日。
US Navy
地中海からシリアに向けて、巡航ミサイルを発射するミサイル駆逐艦ポーター。4月7日。
Reuters
桟橋を検査。グアム、アプラ港。6月13日。
US Navy
トーマス・ムーア(Thomas Moore)中将から旗を受け取るダロルド・マーティン(Darrold Martin)氏。ミサイル駆逐艦フィッツジェラルドの乗組員だった息子のザビエル・アレック・マーティン(Xavier Alec Martin)1等兵曹の葬儀にて。8月9日。
Associated Press
太平洋ミサイル試射場から発射された、標的用の中距離弾道ミサイル。ミサイル駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズが発射した対空ミサイルSM-6が迎撃に成功した。8月29日。
US Navy
2匹の犬を救出した航空隊員。ハリケーン・ハービーによる洪水で避難所となっていた小学校にて。8月31日。
US Navy
北極圏での実弾演習で、マーク45 5インチ砲を発射するミサイル駆逐艦オスカー・オースティン。9月12日。
US Navy
地元との交流イベントで生徒たちと触れ合う兵士。マレーシアのルムット海軍基地。9月20日。
US Navy
ハリケーン・マリアから避難したプエルトリコの住民を慰める航空隊員。9月25日。
US Navy
バージニア級原子力潜水艦ワシントンの就役式で整列する兵士たち。ノーフォーク海軍基地。10月7日。
US Navy
沈みかけた漁船に巻き込まれていたアカウミガメを救出するミサイル駆逐艦ハワードのダイバー。10月16日。
US Navy
大きな穴を“巨大な袋(super sack)”を使って埋める建設工兵隊、通称、シービーズ(Seabees)。滑走路被害緊急復旧訓練。10月17日。
US Navy
ハリケーン・マリアの余波が冷めやらぬ10月25日、プエルトリコで祖母(右)とおば(左)に再会した強襲揚陸艦ワスプの兵士。
US Navy
ノルウェーのオスロを出港する駆逐艦オスカー・オースティンの甲板に整列する兵士たち。10月31日。
US Navy
空母ニミッツ、ロナルド・レーガン、セオドア・ルーズベルトとその空母打撃群が太平洋を航行。11月12日。
US Navy
F/A-18Eスーパーホーネットに発艦の合図を送る甲板員。空母レーガン。11月18日。
US Navy
F/A-18Cホーネットを整備。空母セオドア・ルーズベルトの格納庫。12月4日。
US Navy
母港に戻った空母ニミッツの兵士が妻にキス。ISISに対する「生来の決意作戦」に派遣されていた。12月10日。
US Navy
水中で切断作業を行うダイバー。グアム。12月12日。
US Navy
新型空母ジェラルド・R・フォード、大西洋を航行。12月13日。
US Navy
[原文:These are the most incredible photos of the US Navy in 2017]
(翻訳:本田直子/編集:増田隆幸)