ビットコイン急落、だが来年12月に“5万ドル”を超えることに100万ドルを投資したファンドも

アリ・ポール氏

BlockTower Capitalの創業者、アリ・ポール氏。

Kara Chin

12月20日(現地時間)、ある人物あるいは組織が、ビットコインの価格が来年12月までに5万ドルを超えることに100万ドルを投資した。

関係者がBusiness Insiderに語ったところによると、投資したのは仮想通貨ヘッジファンドのBlockTower Capitalのようだ。

ウォール・ストリート・ジャーナルが最初にこの取り引きを伝えた。この取り引き、いわゆるコールオプションは、長期ビットコイン先物オプションを扱うLedgerXで行われた。

コールオプションとは、ある一定期間の後に、通貨や株式などを事前に決めた価格で購入する権利のこと。今回のコールオプションの期限は2018年12月28日、BlockTower Capitalは275ビットコインを1コインあたり5万ドルで購入する権利を購入した(期限の時のビットコインの価格が、5万ドルを上回っていれば、BlockTowerにとっては利益となる)。

BlockTower Capitalは、最も良く知られた仮想通貨ヘッジファンド。フィンテンク関連の調査会社Autonomous Nextによると、同様のファンドは175以上ある。

同ヘッジファンドは、元ゴールドマンサックスのバイスプレジデント、マシュー・ゴーツ(Matthew Goetz)氏と元投資会社Susquehannaのアリ・ポール(Ari Paul)氏が設立した。

ポール氏は21日、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事についてツイートした。

(ビットコインが5万ドルになることに100万ドルも投資するなんて)誰がこんな取り引きをした?

そして続けた。

「この取り引きについて、たった1つ言えることは、取り引きの本質は、将来何かが“起こる”ことに賭けるのではないということ。何かが“起こるかもしれない”ということに賭ける。多少のリスクは、大きく勝つためには欠かせない」

ビットコインは先週、売り相場となった。22日、ビットコイン価格は16%ダウンし、1万2970ドルとなった。ビットコイン市場は1日だけで1億ドルを失った。

それでも、ビットコイン市場の先行きは明るいという強気の見方はまだ残っている。

「休暇の前にビットコイン価格は下落する。ここ数年、そうだった」とブロックチェーンテクノロジー企業、Current MediaのCEO、ダン・ノバエス(Dan Novaes)氏は語った。そしてこう付け加えた。

「休暇が終われば、価格は再び上がるはずだ」

[原文:We now know who was behind the $1 million bet that bitcoin will soar to $50,000

(翻訳/編集:増田隆幸)

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