レジはもういらない! 米スーパー大手「クローガー」がアマゾンに挑戦

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クローガーの新サービス「スキャン、バッグ、ゴー(Scan, Bag, Go)」は2018年、400店舗で導入される。

AP

  • 米スーパーマーケット大手クローガー(Kroger)の新サービス「スキャン、バッグ、ゴー(Scan, Bag, Go)」の技術を使えば、客は買い物をしながら同時に会計処理を済ませることができる。
  • このサービスは2018年、同社400店舗で導入される。
  • アマゾンは2016年12月、同様の技術を導入した食料品を扱う無人店舗「Amazon Go」について、そのコンセプトを明らかにしたが、いまだ計画段階にある。
  • 米小売大手ウォルマート(Walmart)も、独自のキャッシャーレス技術をテキサス州、フロリダ州、サウス・ダコタ州、アーカンソー州、ジョージア州、ケンタッキー州の12店舗以上でテスト運用中

アメリカのスーパーマーケット大手クローガーは、会計要らずの買い物を実現することで、アマゾンや小売大手ウォルマートに対抗しようとしている。

同社はこの新サービスを2018年に400店舗で導入、顧客は商品を買うためにレジに並ぶことなく、支払いを済ませることができる。

つまりこうだ。買い物客が購入したい商品のバーコードを自ら、クローガーが提供するハンディー型の端末、もしくは同社のスマートフォン・アプリ「スキャン、バッグ、ゴー」を使ってスキャンする。

端末もしくはアプリには、注文商品の一覧と利用可能なクーポンが表示され、顧客が買い物リストに事前に登録したアイテムの前をうっかり通り過ぎると、それも教えてくれる。

買い物が終わったら、セルフレジで支払いを済ませるのだが、同社によると、すぐにこの段階も省略して、アプリを通じて決済できるようになると言う。つまり買い物で行列に並んだり、レジに行く必要が全くなくなるのだ。

スキャン端末

買い物客はクローガーが提供するスキャン端末もしくはスマートフォン・アプリ「スキャン、バッグ、ゴー」を使って、購入したい商品のバーコードを読み取る。

Kroger

アマゾンは2016年12月、同様の技術を導入した食料品を扱う無人店舗「Amazon Go」について、そのコンセプトを明らかにしたが、いまだ計画段階にある。

米小売大手ウォルマート(Walmart)も、独自のキャッシャーレス技術をテキサス州、フロリダ州、サウス・ダコタ州、アーカンソー州、ジョージア州、ケンタッキー州の12店舗以上でテスト運用中だ。

だが、2018年に展開する2700以上の店舗のうち、400店舗でこの「スキャン、バッグ、ゴー」のサービスを開始すれば、クローガーがマスマーケットにキャッシャーレス技術を導入する最初の企業となる。

[原文:Kroger is taking a direct shot at Amazon and Walmart and making checkout lanes obsolete (KR)]

(翻訳/編集:山口佳美)

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