「副業」から始める起業のすすめ

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失敗した場合のコストを低くしておこう。

Ivan Gushchin/Strelka Institute/Flickr

現在39歳のクリス・ギレボー(Chris Guillebeau )は、今まで一度も「まともな仕事」に就いたことがない。

ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家である彼は過去20年間、様々な形でビジネスを行ってきた。最近のもので言えば、国際的な講演活動、ブログ、ポッドキャストのホスト、ワークショップのインストラクターなどだ。

重要なことは「自由」であること。スタートアップに着手するため仕事を辞めたり、自由な時間を副業に使ったり、どんな形であれ、それは誰にでもできることだと彼は信じている。

「どんな事業に挑戦しようと『人は常にリスクを恐れるもの』。お金を投資している場合は特に」。ギレボーはBusiness Insiderにそう語った。

時間とお金を無駄にしない方法があると彼は言う。それは、失敗した場合のコストを低く設定しておくことだ。

言い換えれば、一か八かの大きな賭けをしなくても成功は手に入れられる。

「失敗した場合のコストが低くて、チャレンジしても上手くいかなかった時、果たしてそれは『失敗』だろうか? むしろ『その経験から学んで次の新しいことに挑戦し、それもダメならまた新しいことを始める』くらいに考えて欲しい」

「以前わたしは『1万円起業』(原題『The $100 Startup』)という本を書いた。その本の主題は、起業をするうえで高いリスクを取る必要はなく、投資を募ったり、クレジットカードの利用限度額をすべて使い果たしたりするべきではないということ。それよりも、少ない投資で、何かを始める方法を見つけるべき」と、ギレボーは語った。

2012年にベストセラーとなった著書でギレボーは、初期投資が1000ドル(約11万円)以下かつ年間5万ドル(約560万円)以上の利益をあげるビジネスを行っている1500人の経営者から情報を得た。ほとんどの場合、初期投資は100ドル(約1万円)以下だった。ギレボーは、その中からもっとも説得力のある50のストーリーを選び抜いて分析し、お金をかけなくても始められる利益の高いビジネスを紹介した。『1万円起業』は、自分の専門分野や情熱を使って人がお金を払いたくなるようなプロダクトを作れば、利益は後からついてくると述べる。

ギレボーは現在、副業で「仕事を辞めずに副収入を生み出す方法」をコーチしている。本業があればリスクを許容できる範囲が大きく、様々なことに挑戦できると彼は語る。

(敬称略)

[原文:Lifelong entrepreneur: There's one way to ensure you never fail at starting a business

(翻訳:Wizr)

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