アカデミー賞だけではない、受賞式典で起こったハプニング7選

58b43f1a01fe581e378b4f6b

Kevin Winter/Getty

26日日曜日夜(現地時間)、あらゆる授賞式典の中で、もっとも大きな間違いが第89回アカデミー賞授賞式で起こった。プレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが間違って『ラ・ラ・ランド』を作品賞と発表してしまった時だ。実際の受賞作品は『ムーンライト』だった。

誰でも間違いをおかすことはある。ただ、ある種の間違いは他の間違いよりも目立つ。それだけのことだ。

『ラ・ラ・ランド』は今年最高の映画だった…… 90秒間だけ。

58b447f254905775078b62ae

Reuters

日曜日(現地時間)のアカデミー賞授賞式で、プレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイは『ラ・ラ・ランド』をアカデミー作品賞と発表したが、ベイティは自分に手渡されたカードを見て困惑しているように見えた。『ラ・ラ・ランド』の制作者たちが授賞のスピーチをしていると、真剣な顔をした男性が突然舞台上に現れた。『ラ・ラ・ランド』関係者全員の顔が喜びから落胆へと変わった。実際の受賞作品は『ムーンライト』だったのだ。

「アデル・ダズイム」

54eac57569bedd594b230904

Kevin Winter/Getty Images

2014年のこれまたアカデミー賞で、ジョン・トラボルタが『アナと雪の女王』のヒット曲「let it go(ありのままで)」を披露した伝説的な歌手イディナ・メンゼルを紹介した時のこと。なぜかジョンは彼女のことを「アデル・ダズイム」と呼んだ。しかも変な発音で。

2015年のミス・ユニバース世界大会

567849cedd089587778b4743

Steve Marcus/Reuters

2015年のミス・ユニバース世界大会での出来事。司会のスティーブ・ハーベイが間違って、ミス・コロンビアを優勝者と呼んでしまった。実際はミス・フィリピンだった。ハーベイはカードを読み間違えたことを、生放送の中で認めた。

「ヒドゥン・フェンシズ」

58b44ccc01fe581d008b6b92

Getty Images

今年のゴールデングローブ賞でのできごと。映画『ヒドゥン・フィギュアズ/(Hidden Figures) 』と『フェンス(Fences)』を混同してしまったのは、マイケル・キートン1人だけではなかった。どちらの映画も主演俳優陣が皆、アフリカン・アメリカン。レッドカーペットの上で司会者のローラ・ブッシュも同じ間違いをしていた。そして、アカデミー賞授賞式でも、米娯楽誌『ピープル』の編集長ジェス・ケイグル(Jess Cagle)がレッドカーペットでまったく同じ間違いをして即座に言い直していた。

エリザベス・テイラーの先走り

53beb23aecad04a303d9ba9f

Kevin Winter/Getty Images

2001年のゴールデングローブ賞授賞式でのこと。伝説的な女優エリザベス・テイラーは、映画部門 作品賞(ドラマ部門)の発表時、ほんのちょっと先走りすぎた。なんと候補作品を一切紹介することなく、受賞者の書かれた封筒を開け出したのだ。プロデューサーのディック・クラーク(Dick Clark)が舞台に上がり、事なきを得た。 

ハリー・スタイルズはどうしてもトイレに行かなければならなかった

58b45064549057413c8b6837

Getty Images

2014年のブリット・アワードでのこと。ワン・ダイレクションのメンバーで、歌手のハリー・スタイルズが他のメンバーを舞台に残したまま退場した。なぜなら、どうしてもトイレに行きたかったから。仲間は皆、彼がどこに消えたのか知らなかったらしい。そのうち、スタイルズは戻って来た。「本当にすまない。どうしてもトイレに行きたくなっちゃって。ただ、トイレが遠すぎてさ!」

クリス・ブラウン、間違ってリアーナの賞を贈られそうになった

58b45496549057804f8b508e

Christopher Polk / Getty

2011年のBETアワードでのこと、視聴者賞が間違ってクリス・ブラウンに贈られそうになった。実際には、リアーナが受賞者だった。賞のプレゼンターがテレプロンプターを読み間違えたのだ。リアーナとクリス・ブラウンの過去を思うと特に変な一件だった。 

(敬称略)

[原題:The 7 biggest award-show fails of all time]

(翻訳:日山加奈子)

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み