Uber CEO トラビス・カラニック氏が運賃の値下げをめぐり、ドライバーと口論

悪いことは続く。劣悪な職場環境が次々と暴露されているUberで、今度はCEOとドライバーの口論がビデオに撮影され、ネットに流れた。

UberのCEO トラビス・カラニック氏が同社の運賃体系をめぐって、Uberドライバーと激しく口論する様子が明らかになった。ブルームバーグのエリック・ニューカマー(Eric Newcomer)氏がドライブレコーダーの映像を公開した。

Uberドライバーのファウジ・カメル(Fawzi Kamel)氏が撮影したビデオには、スーパーボウルが行われた2月5日日曜日(現地時間)の夜、2人の女性にはさまれて後部座席に座るカラニック氏の姿が映っている。

「毎年、厳しいよ。それが僕のやり方。もし簡単な1年だったら、自分の限界に挑戦していないということだから」。ビデオの中でカラニック氏はそう語った。

カラニック氏の負けず嫌いは、ビデオの後半であらわになる。同氏が車から降りようとした時、ドライバーのカメル氏は、高級車配車サービスUber Blackの運賃値下げの話を持ち出し、カラニック氏の経営方針を批判した。

2011年からUberドライバーとして働いているカメル氏によると、当初1マイル20ドル(約2300円)だった運賃は、現在2.75ドル(約310円)まで下がったという(カメル氏の主張は裏付けができていない。2012年の運賃は1マイル4.9ドルだった。現在、Uber Blackの運賃は1マイル3.75ドル)。

カラニックは「デタラメを言うな!」と言い返したが、ドライバーは「Uberのせいで9万ドル(約1000万円)も出費する羽目になり、今は破産状態だ」と非難の口調を強めた。

そして、ついにカラニック氏はキレた。

「いいか? 世の中には自分で責任を取ろうとしないやつがいる。そういうやつはすべてを人のせいにする」

「グッドラック!」

カラニック氏はそう言い残して、立ち去った。

このビデオに対するコメントを求めたが、Uberからの返答はない。

詳細はBloombergへ(英語)

source:Bloomberg

[原文:Dashcam video shows Uber's CEO in heated argument with driver over prices

(翻訳:Wizr)

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