仕事に縛られなければ生活費は安く済む。1億円を貯めて31歳でリタイアした女性からの助言

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クリスティ・シェン(Kristy Shen)氏は、リタイア生活を送る人としては、カナダでもっとも若いかもしれない。

2015年、31歳だった彼女は100万ドル(約1億1400万円)を貯めて、コンピュータエンジニアの職を辞めた。彼女は今、夫のブライス(Bryce)氏と一緒に世界中を旅している。

Millennial Revolution(ミレニアル革命)」のブロガー、シェン氏はどうやって100万ドルを貯め、どのように投資ポートフォリオを組み立てたのか。そして、今後50年の生活費をどうするのか。ファーヌッシュ・トラビ(Farnoosh Torabi)氏のポッドキャスト「So Money」で語った。

シェン氏にとって「リタイア」とはビーチでくつろぐことではない。「(彼女にとってのリタイアとは)投資ポートフォリオから得られる不労所得で生活を維持できるようになり、働くか、働かないかを自分で選べること」(シェン氏)だという。

シェン氏によると、リタイア後の生活は多くの人が考えているほどコストがかからない。

「みんな意識していないと思うけど、わたしたちは『働くため』にたくさんのお金を使っている。わたしはそこに気づいたんです。毎日の通勤にいくらかかる? プロフェッショナルに見える服装とそれをクリーニングに出すお金は? 子供のいる人たちは託児所などにいくら出費しているの?」

シェン氏はトラビ氏にそう説明し、「その立場にならないと実感できないけど、仕事に関する経費がなくなれば、生活コストは下がるんです」と続けた。

また、リタイヤ生活は、何にお金を使うかをよく考えなければならない。配当金(あるいは貯金や投資からの収入)で暮らしていくためには、“機動力”が必要だ。

「何を持っていなければならなくて、何があれば快適に過ごせるか。そして何を諦める必要があるか」(シェン氏)

シェン氏は以下のように助言した。

「諦めなければいけないものは、そんなにないんです。柔軟に考え、優先順位をつけること。そして重要じゃないことは気にしないこと。つまり、リタイアするとトロントに住まないといけないとか(あるいはサンフランシスコなんかの家賃が高い所とか)、そんな事実に縛られなくなります。だって、もう仕事とつながっていないわけだから」

[原題:A 31-year-old who left her 9-5 with $1 million says most people have the same misconception about retirement

(翻訳:日山加奈子)

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