凋落続くアバクロ、アメリカで60店舗閉鎖を発表

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業績不振から脱出できないアバクロ。

アパレルブランドのアバクロンビー&フィッチ(以下、アバクロ)は2日木曜日(現地時間)、米国内の60店舗を閉鎖すると発表した

10代の若者に人気のアバクロはこの数年、米国内の店舗数を減らしてきた。

今回の大量閉鎖で、店舗総数は2013年比20%減の674店になる。

第1四半期は既存店売上高が13%減少、業績不振を受けて今回の決定に至った。

かつてのアバクロ店舗はコロンの香りが充満し、重低音の音楽が響くなど、ナイトクラブのような雰囲気だったが、同社は照明を明るくするなどブランド戦略を見直し、顧客を取り戻そうとしている。

また、「ブランドがすぐに分かるようなロゴの目立つ服を着たくない」という10代の価値観の変化に対応し、ロゴのプリントをやめた。

それでも売り上げの減少を食い止めることはできなかった。

アバクロによれば、業績不振の一因は、プロモーション活動の失敗という。

アバクロCEOのフラン・ホロウィッツ(Fran Horowitz)氏は「競争激化により販促費がかさみ、利幅が減った」と述べ、「まだ改革途上ではあるが、前進している」と強調した。

アバクロだけでなく、ショッピングモールを基盤とするアパレルブランドの閉鎖ドミノが起きている。

大手チェーンJ.C.ペニーは最近、今後数カ月で140店舗を閉鎖すると発表した。その前にはMacy’sとSearsが上半期に合わせて218店舗を閉鎖することを公表した。「アメリカンアパレル」「ザ・リミテッド( The Limited )」「Bebe」「BCBG」そして「Payless」なども、全店舗あるいはほとんどの店舗の閉店を発表している。

[原題:Abercrombie stores are disappearing across America (ANF)]

(翻訳:日山加奈子)

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