休暇の過ごし方を充実させる方法とは?
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(編集部注:この記事の内容は執筆時点のものです)
もうすぐクリスマス休暇がはじまる。休暇を楽しみにしている人も多いだろう。
この時期は少し忙しいかもしれないが、休暇はわたしたちの活力を取り戻し、休暇後に集中できる余裕を与えてくれる。
しかし、あなたがその機会を無駄にしないことが大切だ。 Business Insider は、米国の労働環境の専門家で、『Tame Your Terrible Office Tyrant: How to Manage Childish Boss Behavior and Thrive in Your Job』の著者リン・テイラー(Lynn Taylor)氏に、賢くてモチベーションの高い人は休日をどう過ごすかについて聞いた。
彼らが休暇中に行うことは次のとおり。
1. 予定がある
「休日は貴重なので、彼らは事前に計画を立てています」
「うまく計画が立てられなくても、家族や友人を訪れるなど、ある程度することを考えています」
2. 区別をする
働き過ぎで休日を台なしにしない。仕事を完了させる必要がある場合は、休日の時間を使わずに終わらせる方法がある。
「仕事をする必要がある場合は、その日に一定の時間を割り当てるか、休憩を取りながらにしましょう」
3. 境界線をひく
「いつ、どのように連絡がとれるかを人に知らせて、休日に集中します」
「週のスケジュールを決めているので、効率的に多くのことを達成できます」
メールは“不在通知設定”をちゃんとしておくといい。
4. 休日前に仕事環境を整える
仕事が途中の状態のままだと、落ち着いて休むのは難しい。
「やり残しの仕事を片付けておくことで、休日から戻った時に、混乱を避けて仕事を楽にすることができます」
5.他人に任せる
休暇の準備はOK?
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「自分の仕事をスタッフに引き渡すという贅沢は、文字通りにはできないかもしれませんが、抜け目のない社員は、少なくとも緊急時に連絡ができる連絡先を知っています」
6.制限を設ける
時には、休日を邪魔するものに対して「いいえ」と言わなければならない。
「仕事の進捗やその立場の許容範囲に応じて、待たせても問題ないものを頼まれたら『いいえ』と言わなければなりません」
「これまでに挑戦してこなかったなら、これはあなたの仕事の人生で自信を感じるための成長のチャンスです」
7.くつろぐ
賢い人は携帯電話から自分を切り離そうとしている。リラックスしてくつろぐのに大切なことだ。
8.家族や友人を訪ねる
休日中は、実家より素晴らしい場所はない。
「1年の中で休みがとれる時期は他にもあるかもしれませんが、大切な人との予定が合わないこともあります」
「しかし、この期間は家族や友人たちと改めて繋がるとても大事な時期で、彼らも休んでいる可能性が高いです」
9.ゆっくり休む日をつくる
結局のところ、休日はリラックスするためにある。予定を入れすぎない方がいい。
「休日に予定を入れすぎると、プレッシャーを感じて非生産的になる可能性があります」
10.短期休暇を予定する
長期休暇に何カ所も旅行するのは、とても充実した体験になるかもしれないが、むしろ疲れることもある。控えめな滞在の方が楽しめる。
11.運動をする
時間は貴重だ。
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言い訳してはいけない。休日中は、運動習慣を維持することが重要だ。
「休日に運動をさぼるとだらけた気分になる。貴重な休日は、精神的にも肉体的にも最高の気分で過ごせるように大切にしよう」
12.好きなことに没頭する
「音楽、スポーツ、芸術、読書、その他の活動など、好きな趣味や娯楽に関わることで、より健康的な人生観を得ることができます」
「それがあなたを、仕事以外でも魅力的な人間に育てます」
13.自然を楽しむ
休日は大自然にふれ、新鮮でおいしい空気を吸うのに最適な時間だ。
14.仕事から切り離す
何をするにしても、貴重な自由時間を無駄にしてはいけない。休みを犠牲にして働き、出世したとしても、燃え尽き症候群になる可能性がある。
「ワーク・ライフ・バランスはありふれた言葉かもしれないが、多くのビジネスリーダーがそれを真の成功だと明らかにしています」
15.ボランティアをする
「特にコミュティを支える意識が強くなるこの時期の休日は、恵まれない人を助ける理想の時間となります」
それに、人を助けることで、より幸せと健康を感じられるはずだ。
[原文:15 things successful people do over holiday breaks]
(翻訳:梅本了平)