ビル・ゲイツによれば、「誰でも成功できる」。
Chip Somodevilla / Getty Images
あなたにとって成功とは? お金? 権力? それとも名声?
ビル・ゲイツ氏にとって、「成功」は2つの要素で決まる。世の中に変化をもたらすこと、身近な人たちを手助けすることだ。
「ウォーレン・バフェットは、いつも『成功の物差しは、身近な人が幸せで、あなたのことを愛しているかどうかだ』と言っていた」。2月27日月曜日(現地時間)ウェブサイト「Reddit」のAMA(Ask Me Anything:「ビル・ゲイツだけど質問ある?」)で、自身の成功の定義について質問されたゲイツはそう述べた。
さらにこうも言う。
「何かを発明したり、子どもを育てたり、困っている人を助けたりして、世の中に変化をもたらしたと実感できるのは素晴らしいことだ」
ゲイツ氏の“身近な人”になるのは難しいが、同氏の成し遂げた偉業が社会に大きな変化をもたらしたことは明らかだ。
ビル・ゲイツ氏は20歳の時に、幼少期からの友人ポール・アレン(Paul Allen)氏とマイクロソフトを設立。31歳の誕生日を待たずして、同社は上場を果たし、ゲイツ氏は億万長者になった。
世界有数の富豪で、現在純資産852億ドル(約9兆7000億円)を所有するゲイツ氏は、世界最大の慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を運営している。同財団は400億ドル(約4兆6000億円)以上もの資金を持ち、エイズやマラリアなど、様々な感染症を根絶することで、貧困に苦しむ何百万人もの人々を救済することを目指している。
[原文:Bill Gates explains how he defines success — and it has nothing to do with money or power]
(翻訳:Wizr)